ボロン・ボ・ローン|ライブハウス経営者の日記

こんにちは、未来のライブハウス経営者、ボロンボローンです。 愛知で絶賛活動中!愛知から世界へ羽ばたくバンドマンを応援すると共に、自らもバンドマンとして活動中!

物件散策5 岐阜編 

こんにちはカリです。

だいぶ暖かい陽気になって、過ごしやすくなってきました。

そんな中、昨夜の地震

熊本にも友人が何人かいるので、心配でしたが、僕の友人は昨日のうちに連絡が取れて安心しました。しかし、まだまだ余震があるみたいです。みなさんお気をつけて。

 

 僕たちが主に拠点としている東海地方でも、数年前から東海・東南海地震がいつ起きてもおかしくない状況であると言われています。改めて考えれば、これからライブハウスを経営するにあたって、そういった危機対策や想定もしておかないといけないと思いました。

 

 

エピソード5 〜岐阜にまつわるエトセトラ〜

 前回の物件突撃訪問から日を置いて、冷静に物件を吟味し、また新たな可能性についても検討をしました。そんな中新しい情報が舞い込んできたので、物は試し、とにかくお話を聞きに行きました。

 その情報源は何を隠そう、うちの親父。かねてからライブハウスを経営したいという話を親父にしていたのですが、いい歳して夢を語っている僕に賛同してくれていました。親父も理想と現実なら、理想を追ってきた類の人間でしたので。

 親父が紹介してくれた知人は、昔不動産業をしていて、今は隠居生活をしているそう。そこは5階建の元ビジネスホテル。知人は1階に住んでいて、2階から5階は、ほぼ物置。自由に使っていいということ。さらに地下は元ボイラー室になっていて、ここも音楽をやるぶんにはいいだろうとのこと。しかも岐阜駅から徒歩10分圏内。これまでで一番いいと言える立地。こんな話を聞いたら、見に行かないわけにはいきません。早速、見学に行ってまいりました。

 

潜入レポート

 家主さんとは僕も面識があったので、(と言っても15年ぶりくらいの再会)挨拶と、お話をいただいた感謝を伝え、潜入開始。

 まずはボイラー室。地下へと向かう階段を降りるごとに高まる気持ち。まるで冒険のよう。階段には何かの機械の部品や、発電機?のような物、壊れた自転車やら、山積みの雑誌。とにかくいろんな物が乱雑に置かれている。「こりゃすげぇ」きれい好きの人が見れば抵抗を感じるようなところだが、僕は学生時代、ゴミ屋敷のような寮に住んでいたので、難なく受け入れることができた。それどころか、すでに冒険は始まっており、ここは秘密基地だ!とさえ感じていた。

 ボイラー室と聞いて、さぞ配管が張り巡らされており、重油を置く設備や、燃料タンク?なるものが詰まっているのだろうと予想していたが、中は意外とスッキリしている。天井も高く、物さえ撤去すれば、問題なさそう。家主さんに「ここが煙突につながっていて・・・」「ここは元々重油を燃やすところだった」等々話を聞いた。悪くない。音も大丈夫そう。

 ただ一点気になるのが、そこで飲食業は難しそうだというところ。まず水場やガス管は通っていないし、厨房やカウンターを設置するだけの広さはない。これではカフェ&バー担当のタコが気に入らないだろう。要検討。

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 2階から4階も見せてもらった。エレベーターは現在使用していないので、階段で登る。60越えの家主さんはゼィハァ言ってて、なんだか申し訳なくなる。内装はさすがに元ビジネスホテル。客室があり、一部屋一部屋にベッドやバス、トイレがある。ここも家主さんの物置になっているのだが、驚くべき量と乱雑さ。「死ぬまでに整理しないといかん」とポツリと洩らすが、「する気ないでしょ、これ」と思わず心の中でツッコミを入れてしまうくらいの量だった。

 「住むのであれば、この3つの部屋とか使っていいよ」「この壁をぶち抜いて使うのもいいし」と丸々フロアを使ってもいいという。本当にやりたい放題だな。「でも費用がかかるよー」と。そうなんです。お金がかかるんです。こりゃ大変だ。

 

 最後に5階(屋上)。元々ビジネスホテル時代のレストランでもあったそうで、カウンターもあり、広々とした空間で、まさにライブハウスにはうってつけと思えた。さらに、この辺りでは一番高い建物だけあって、見晴らしがいい。何より岐阜駅が見える。ベランダのところに『ライブハウス ボロンボローン』なんて掲げれば広告としてもバッチリではないか。素晴らしい。

 ふと見るとベランダに洗濯物が。「え、ここまで干しに来られるんですか?」「そう、大変だけどね」いや大変!なんせエレベーター使えないから、奥さん大変!

 まぁそれはいいとしても、エレベーターなしでここまで機材やらをを持ってくるのはきつい。また水道や電気は通っていないので、水道管から何からやらないといけないらしい。エレベーターを動かすにもお金はかかるだろうし、そもそも営業許可がおりないと話にならない。

 

 トータルで考えて、問題点が山積みだが、魅力だらけの物件であることは間違いない。メンバーと相談しよう。ということで今回の物件レポートは以上です。

 

 今までは愛知、主に小牧市北名古屋市一宮市を周辺に物件探しをしていましたが、ここにきて岐阜もありだなと思えました。

 何を隠そう、僕らメンバー全員、岐阜出身。僕はかねてからシャッター街化していく岐阜駅周辺で何か街おこしできないものかと、漠然と考えていたので、これを機に何かできるのもいいなぁと思ったり。

 ライブハウスの経営に留まらず、有機的に繋がって、イベントを企てたり、商店街とコラボしたり、そういうことやってみたいなと思うのでした。

 前回のボロンの記事の、「近隣の人と仲良くすることが一番の防音対策」とあるように、地域に入ってやっていくということを大事にしたい。そして何かを発信していけるようなことがしたい。そんなことを考える今日この頃でした。

保育園開園断念の件から、ライブハウスの騒音について考える。

「子供の声がうるさい」だなんだと地元住民の反対によって、保育園が開園断念に至ったとのニュースが世間を騒がせている。
 
保育園落ちた日本死ね」の件に端を発する保育園論争の盛り上がりで、ことさらセンセーショナルに報じられている感のあるこのニュースだが、実はこれまでにも同様のトラブルは多数起こっているようだ。
 
 我々のようなライブハウス開店を目論む立場としては戦々恐々、経営の夢や希望をもぶち壊しかねない、不安を煽るニュースである。
 
 客観的に考えて、子供の声というのはそんなに大きな騒音になるだろうか?ひょっとしたらプロ市民による仕業なのではないか?と懐疑的な見方もできる。だがしかし、実体験をした人に言わせれば「保育園の隣に住むのは発狂レベル」とのことらしい。
(一方で今回の一件は問題のすり替えだとか、恣意的な報道であるとの意見もあるが、前述のとおり保育園の騒音問題は今回の件だけではない)
 
 だがちょっと待って欲しい。保育園の騒音が問題となる時間(すなわち保育時間)などというのは、朝から始まってせいぜい夕方くらいまでだろう。保育園の騒音に文句がつけられるというのであれば、夕方〜夜をメインに営業するライブハウスの騒音トラブルリスクはいかほどなのか。
 さらにやっかいなことに子供の声とライブハウスでは、発する騒音の性質が全く異なる。周波数の特性からして、子供の声は高音で減衰しやすいのに対し、ライブハウスが発するベース、バスドラムを始めとした重低音は、減衰しづらいため漏れやすく、防音が難しい。(とはいえ保育園は気密性ゼロ、オープンな空間(庭)であり、ライブハウスとは環境の差が大きいため単純比較はできないのだが)
 
 また、件の騒音トラブルに関して忘れてはならないのは「開園前のトラブル」という点である。個人的にこれは騒音対策で最も難しいポイントであるように思う。なぜなら発生する騒音に対して、どれだけの対策をしたらどれだけの防音効果があり、どれだけの音が外に漏れ、また、どれだけの音量に抑えられれば周辺住民の理解が得られるのかといったことは、実際にやってみるまで客観的に示すことが難しいからである。こればかりは経験者や施工業者といった有識者の知見に頼るほかないのだろうが、我々のようにセカオワ方式(DIY)で防音対策を施そうと企む者にとってはかなりリスキーでハードルが高い。
 
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絶望、失望、何をくすぶってんだ。

 さて、ここまで書いておいてなんだが、悲観的に考えていてはキリがない。これではいつまでたっても前には進めない。
 ここからがようやく本題だが、そもそも騒音対策として我々が実現可能な範囲で、どんな手段があげられるだろうか。
 
防音壁、防音カーテン、防音マット、二重ドア。
 これらはあくまで騒音対策の一側面、物理的な話でしかない。防音対策にはこれら物理的な対策と同じくらい、もしくはそれ以上に大切な対策がある。
 
まずは下の動画を見て欲しい。
ライブハウス経営者である垣内邦美さんを紹介する番組である。
(多忙な諸君は6:45〜の視聴でも構わない)
 
 
 
 
「近隣の人と仲良くしろ それが一番の防音になる。」
 
これはまさに、円満にライブハウスを経営しているこの人だからこそ言える金言である。
 
坊主憎けりゃ袈裟まで憎い。
近隣との関係が悪いと、些細な騒音でも大きなトラブルに発展しかねない。
 
翻って、毎夜大声でギターをかき鳴らし全力で歌う、騒音を撒き散らすその隣人が長澤まさみだったらどうだろうか。
 
…端的に言って、許す。許される。むしろ、応援する。何なら聞き耳を立てるし、録音してデジタルデータとして長期にわたって保管するかもしれない。
 
つまりはそういうことではないか。
 

愛、自由、希望、夢 足元をごらんよ きっと転がってるさ

繰り返しになるが、防音においては物理的な対策はもちろん、非物理的な対策も重要なのである。
 
以上の話を踏まえ、具体的にどのような対策をすべきだろうか。
物理的対策については、後々実際に防音工事を行う段階でその実施内容の詳細を公開するつもりだ。
 
まずは非物理的な対策に焦点を当て、我々の展望を紹介していきたい。
…といいたところだが、諸々の事情により続きは次のエントリにて述べたいと思う。
 
ボロン
 
「夢を見ないヤツには夢は掴めない。
  夢を描かない人生はつまらない。」
 
                                   ーーー垣内邦美

 

Cafe Bar経営のために必要な資格

 

花粉症に今年から苦しめられるようになり、お花見に出かけても、犬の散歩にでかけても、洗濯物を取り込んでも、ちょっと庭で草引きしてても、くしゃみ連発。鼻の下はカサカサ。目が痒くてこすっているうちに、な、なんと!!!小じわが

と思っていたら、どんどん右目の周りが赤く腫れてきて、朝〇龍だのお岩さんだの笑われたので、眼科へ駆け込みました。

 

どうやら、花粉症からくる炎症で、目にヘルペスができていると診断されました。もう一週間ほど前から右目療養中です。まだ完治しません。人と会いたくありません。

 

こんにちは。手隙な主婦、タコです。

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花粉から逃れ、引きこもり生活の内に、Cafe&Bar開業のために必要な資格や、申請しなければならないものは、何だろうと自分なりに調べてみました。

...詳しく教えてくれる、サイトがいくつかあるので一発でわかります。

が、自分自身への確認のためにも、書き出しておく事にします。

 

 

食品衛生責任者の資格

開業時に保健所に食品衛生責任者の届け出が必要です。食品衛生責任者になるためには、各地の都道府県で実施している講習を受講すれば取得できます。店舗に一人いればOK。ただし、調理師、栄養士の免許を持っていれば、講習を受けなくてもよいです。

 

 ちなみに私は、前職のおかげで取得済です。一日受講すればもらえます。費用は10,000円ほどでプレートと証明書をもらいました。

 

 

 

防火管理者の資格

収容人数が、30人以上の店舗の場合必要です。延床面積が300平米以上の場合「甲種防火管理者」延床面積が300平米未満の場合は「乙種放火管理者」。

各地の消防署などが実施している講習会を受講する必要があります。

 

 30人以上...決める物件にもよるかなぁ。そんな大きな店舗になるのかなぁ。開業する店舗が決まったらその地区を管轄する消防署に相談だ!

 

 

 

営業許可申請

開業する地区の保健所に営業許可を申請する必要があります。

「営業許可申請書」「営業設備の配置図・大要」に、必要事項を記入し提出。

また「食品衛生責任者証明書」「検便実施記録」「水質検査成績証明書」などの書類と申請手数料も揃えて提出します。(管轄の保健所によって違うので確認を!)

書類を提出すると、保健所の方が来て店舗を実際に見て、検査されます。飲食店としての基準を満たしていれば、営業許可がおります。

 

 一番大変そうなのは、この営業許可を取るところかなと...私達はランチなどのフードメニューを提供するCafeにしたいので、「飲食店営業許可」を申請をします。(もちろん業種によって許可の種類が違います。)まず水質検査成績証明書は、仲介不動産会社から入手できるそうなので、確認を。また保健所の検査で満たしていない場合は指摘され、改善しなければ許可が下りません。開店日が決まっているのに、許可が下りない!なんて事にならないよう、店舗の内装工事を進める前に、必要な設備をしっかり確認しなければいけません。また営業中も突然、立ち入り検査が入ることもあるそうなので、安心しないように心得ておかなければ!

 

 

 

税務署へ届け出

開店してから一か月以内に、税務署へ「個人事業開廃業等の届出書」等の提出が必要です。

開店してから、個人事業主として税金を納めるには確定申告をしていかなくてはなりません。また事業主の納税地の管轄税務署と、店舗の所在地の管轄税務署宛てそれぞれに提出が必要です。

 

 なぜ...等かというと、青色申告を希望する場合、従業員を雇う場合、家族を従業員として雇う場合と書類が異なるそうです。私達は友人4人で経営していくので、従業員を雇うということになり「給与支払事務所等の開設届書」の提出が必要になるはず。共同経営の場合、特にお金については後々トラブルにならないように要相談ですね!

また、個人事業主として収入を得るということになると、「税金」についての知識は必須!!!どの程度の収入を見込む経営にするのか、にもよりますが。このことについては、今後メンバー全員で猛勉強だ!

 

 

 

消防署へ届け出

管轄の消防署へ「防火対象物使用開始届」の提出が必要です。

 

通常は、工事の施工業者が提出してくれるそうです。がしかし、私達の場合は身内に頼む可能性もあるので(それは大工である私の父にです)自分たちで提出すべきか、確認が必要ということですね。

 

 

 

警察署へ届け出

深夜0時以降も経営するカフェバーなどで、アルコールを提供する場合は、管轄の警察署へ「深夜酒類提供飲食店営業届」を提出する必要があります。

 

営業時間については、まだ決めていませんが、Barとしてお酒を提供する店にしたいので、知識として入れておきます。

 

 

 以上、Cafe&Bar経営という点で必要な資格や申請しなければいけない事のまとめです。飲食店といっても業種によって申請内容が違ってきます。

 

 また、店舗地を管轄する保健所・消防署・税務署・警察署によって違ってくるので各ホームページを見たり、情報を得て確認する事が必要であるということが分かりました。

申請する時が来たら、また色んな問題が出てくるのかなあ。それもこれも、またこのブログにしたためたいと思います。お楽しみに。

 

 

また、物件を決める前に知っておいて良かったぁー!と思う事がいくつかありました。それは、また次回に!!

 

 

 

なんだか、久しぶりの調べもので、ますます目が痛くなった....。

分からない事ずくめで、だんだん不安になってくるけど、考えるとやっぱりワクワクします。

 

早く、店舗にする物件決まるといいな。物件隊長のカリを筆頭に口出しボロンと、発電機マニアのソイと共に、来週も物件探し頑張りましょう!!

 

By タコ

物件散策4

こんにちは。カリです。

 少し早めのキャンプ&バーベキューに行ってきました。

 バーベキューの食材調達ってついつい買い過ぎちゃいます。気分が上がってると、歯止めが効かなくなるのです。そして最終的には、余らさないように必死で消費するという苦しみも味わう羽目になってしまうのです。

 これは食べ放題やバイキングやビュッフェでの現象に似ているなと思いました。いつも食べ過ぎて、最後はもう二度と行かない…とすら思ってしまう。

 でも結局また行くんですよねー。なぜなら、楽しいから。ワクワクするから。テンションが上がるから。楽しいことには、あらがえない人間のつぶやきでした。

 

 さて前回の物件散策の続きです。

 

エピソード4 ~country lights~

 いよいよ物件を直接見て回り始めた僕たちは、大家さんとの交渉の余地や、ネットではわからない物件の可能性に気づくのでありました。物件もただそこにあるだけではなく、そこに住んでいた人がいて、管理している不動産屋さんがいて、大家さんがいて、地域住民の方がいる。その背景には人がいるのです。そこに気付いた僕たちは、物件を物件として見るだけでなく、その関わる人について考え、もっと可能性を広げてみることにしたのです。

 

 とカッコ良いっぽいことを言いましたが、具体的にどのように動けばいいものか漠然としています。とりあえず思いついたこととして、、、

 物件を持っている大家さんと直接交渉するには、大家さんと知り合いになる。→コネとツテを使うこと、を思いつきました。

 友人や知人に不動産屋さんや、土地に関わる仕事をしている人がいれば、とにかく相談してみました。しかし、相手も商売でやっているわけで、そうそううまい話は降りてこない。そもそも、不動産屋さんや大家さんとつながりのある、知り合いがそんなにいない。すぐに限界は見えてきました。

 

 どうすれば、いいものか。散策していると、空き家はチラホラあるのに、どうにも繋がれない。まさに絵に描いた餅状態。僕たちは田舎道を途方にくれながら歩くのでした。物件を回るのにも疲れるし、上手く軌道に乗って行かない。そんなモヤモヤを抱えたまま、ついに行き着いた考えは、、、突撃訪問でした。

 空いてそうな、気になる物件に、ノーアポイント訪問です。突撃隣の晩ごはんです。田舎に泊まろう!です。ダーツの旅です。もういいですね。

 とにかく、もう直接聞いてみるしかないだろうと、半分思考停止状態で、気になっていた物件のインターホンを押していました。考えてみれば、どこぞの輩が突然現れるのだから、迷惑に思われることかもしれません。でも「きっと営業職の方は、こうやってドキドキと不安を持って、一軒一軒回るのだろうなぁ」と空想に浸っていると、家主の方が出てこられました。

 僕はどう自分を説明しようか考えていなかったので、しどろもどろで「あの、僕達、ライブハウスをできる家を探してまして、通りかかって、気になったもので、突然すみません」と、相手からしたら?状態です。そして気づくのです。僕たちは「名刺すらないじゃないか」と。どこの誰でもない僕の話を聞いてくれるはずもなかろう。

 そんなマイナス思考になっている自分とは裏腹に、家主さんは、なんと快く迎えてくれたのです!この嬉しい裏切りに興奮する僕と、それ以上に興奮する仲間のソイ。家主さんはとりあえず、家の中を案内してくれて、僕らの考えを聞いてくれました。良い人です。感動です。やっぱり物件とは人なんです。と一気にプラス思考になるという、単純な思考回路。やっぱり行ってみるものだなぁ。

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 しかし、喜ぶのはまだ早い。結果的にライブハウスを経営できるかが重要です。興奮冷めやらぬまま、冷静に物件を見させていただきました。家賃交渉も大事です。僕たちはもう少し吟味させていただくことにしました。いやーでも、突然の訪問に快く応じてくださった家主さんには、本当に感謝です。

 もちろん今回がたまたま、話を聞いてくださっただけかもしれません。でもこういう直接話すことはやっぱり大事だなぁと染み染み思うのでした。

 今後もメンバーに相談しながら、冷静と情熱の間で話を進めて行こうと思います。大変だけど、妥協はしないぞー。

物件散策 3

こんにちは。ボロン・ボ・ローンの物件番長こと、ドラム担当のカリです。

4月って、どうしてこんなに眠くなるのでしょうか?

新年度を迎え、気持ちは張り切りモードなのに、体が眠りを欲している。お昼寝大好き。

 

さて、いよいよ物件散策も足を使って探し始めたメンバー。その内容をまとめたいと思います。

 

エピソード3 ~ありあまる物件~

 僕たちはライブハウスを構えるのに、目ぼしい地域を限定し、とりあえず不動産屋さんに電話しました。

 不動産屋さんによって、いや、担当の人によって、しっかり話を聞いてくれたり、まぁ適当だったりの人がいました。ただ共通して、ライブハウス経営のできる物件と聞くと、渋い顔をされる、、、。大家さん側のことを考えれば、ご近所とトラブルになりそうな輩に貸すのは嫌だろうし、予想はしていましたが、こりゃ一筋縄では行かなそうだ。その中でも、なんとかいけそうという物件を見繕って、見学に行きました。

 

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 まず、最初に見学に行ったあのは、住居付きの居抜き物件。1階がスケルトンになっていて、隣はカラオケ喫茶が繁盛している様子。隣がカラオケ喫茶ならば、うちが多少音を出しても良さそうかな?と少し期待。しかし1階が想像を越えるスケルトン。ちなみに「スケルトン」とは、不動産用語で「店舗の内装設備が無い状態の事」を言います。何もない、むき出しの壁、配線、穴ぼこの天井、床の基礎もありません。入り口はシャッターで閉められているだけ。考えようによっては、これから全部自分たちなりに改装できるということですが、初期費用が気になる。

 

 その2、駅近で、雰囲気も良さそうなビルの3階。2階がBARということで、そこもなんだかオシャレ。広さも充分。しかし、気になるのがやはり、音。意外と近隣に建物に囲まれている。さらに、貸事務所であったため、飲食店の設備は整っていない。んー。

 

 その3、もとスナックの居抜きで、住居付き。スナック2店舗分を壁をぶち抜いて、広々と使える。カウンターや、ステージっぽいのもあって、可能性が広がっていくような作り。近隣の様子を見ても、大丈夫そうか。しかし、立地。ここに足を運ぶ人いるのか?

 

 なかなか僕達を満足させてくれる物件には出会えません。ただ不動産屋さんと直接お話しをしてわかったことがあります。

分かったこと

・大家さんしだいであるが、交渉の余地は大いにある。(例、住居付きにして、家賃店舗代のみ。駐車場無料貸出し。家賃の値下げ。等々)大家さんも物件を持て余してるわけです。やはり地主さん、お金に困っているわけでもなく、交渉には応じてくれる方が多いです。

・土地柄はやっぱり見学してみないとわからない。いくら駅近でも、その駅が果たして使われているのかどうか。近隣の環境はどうか。若者は住んでいそうか。などなど、ライブハウスが馴染むかどうかも重要です。

・意外なことに、どこの不動産屋さんにも出していない空き物件、使われてなさそうな倉庫、けっこうあります。ここが使えたらなーって思うところもチラホラ。

 

 そこで僕たちは気付いたのです。この空いている物件の家主に直接交渉できないだろうかと。物件を持て余す家主、欲する輩、利害が一致しているではないか。これは動き出すしかないでしょう。そういうわけで、次なる作戦を練るのでした。続く、、、

 

 

ボロン・ボ・ローンとは何か

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波動拳ッ!波動拳ッ!竜巻旋風ッ…

あ、どうも、日夜格闘技に打ち込み最近LP1000を超えました。

ボロンボローンのギター担当、ボロンです。

LP1000台以上の春麗には全く刃が立ちません…。

 

さて。勢いに任せて始めた結果、混沌とした状況が続く当ブログ、

そろそろ第三者の目を意識して、情報を整理していきたいと思う。 

 ボロン・ボ・ローンとは何か?

まず始めに説明しなければならないのが、この問いに対する答えだろう。

ボロン・ボ・ローンはバンドであり、ライブハウスである。

また、CafeでありBarでもある。

 ではなぜボロン・ボ・ローンなのか。それに対して明確な解はない。

なぜならそれは突き詰めると「なぜ宇宙があるのか」、「なぜ無ではないのか」といった形而上学の議論にまで発展するからである。

なぜ今、ライブハウス経営なのか

ことの発端については別記事にて執筆済みであるので、そちらを参照されたい。

理想のライブハウス&Cafe Bar経営

ボロンボローンを構成するメンバー

カリ

ボロン・ボ・ローンのドラム担当。

そして物件番長でもある。

彼はライブハウス経営に向けた物件探しの軌跡を、物語として記録していく。

カリの物件探訪 カテゴリーの記事一覧

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ソイ

ボロン・ボ・ローンのベース担当。

また、ライブハウス経営においては経理・財務として経営学会計学科卒のスキルを遺憾なく発揮する(予定)。

彼については、今後実際に営業利益が発生した際、横領のないよう定常的な監視が必要である。

当ブログでは主に発電機のインプレッション記事執筆を担当する。

ソイのインプレ カテゴリーの記事一覧

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ボロン

ボロン・ボ・ローンのギター・ヴォーカル担当。

CIOを務め、ライブハウスの情報戦略を破竹の勢い展開していく予定だ。

本ブログではその時々の思いを勝手気ままに書きなぐる。

ボロンの雑記 カテゴリーの記事一覧

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タコ

手の空いている人妻、もといCafe&Bar経営の企画・立案・運営担当。

喫茶ボロン・ボ・ローンの開店に向け、基本構想を立案中である。

タコのCafe&Bar経営計画 カテゴリーの記事一覧

 

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以上、簡単にではあるがボロン・ボ・ローンの概要を紹介した。

 

いかがだっただろうか。

まだ動き出して間もないボロン・ボ・ローン。

今後の活躍に期待していただきたい。

物件散策〜準備編〜その2

発電機インプレッション

 

お待たせいたしました。

いよいよYAMAHA EF9HiSのインプレをしたいと思います!

 

例のホームセンターで購入したのですがサービス品として、オイルとガソリンが付いてきました。

 

早速自宅で試します。

 

まずはオイルを入れます。

4ストエンジンオイルを入れるのですが裏蓋を開けるとオイルを入れるところが奥にあり入れにっくい!(後にわかったのですがアタッチメントがあり入れやすらしい)

 

牛乳パックを切り簡易漏斗を作りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

漏れたーヽ(゚ρ゚)ノ

 

案の定漏れました。入れすぎたんですねーはい。

キッチンペーパーを大量に消費し、事なきを得ました。

 

次にガソリンを入れます。ガソリンもサービス品の缶に入っていたので、これも漏斗を作って、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はい漏れたーーヽ(゚ρ゚)ノ 

 

キッチンペーパー大活躍やん。

そんなこんなで、なんとかガソリンをねじ込んで始動の段階へ。

説明書通りにやると、

おーーーーーかかりました!

 

思ったより音は大きかったが、他の発電機を知らないのでなんとも言えませんが、エコモードにすると結構静か。外で使うので全然オッケーです。


YAMAHA EF9HiS


YAMAHA EF9HiS その2

楽器も、もちろん鳴る!

完璧ですな。その後物件の内見でも無事に使用でき、一件落着。

全然インプレ記事になってませんが、大変満足しております。キャンプで使うのが楽しみ!

 

f:id:bolon:20160404234243p:plainByソイ