ボロン・ボ・ローン|ライブハウス経営者の日記

こんにちは、未来のライブハウス経営者、ボロンボローンです。 愛知で絶賛活動中!愛知から世界へ羽ばたくバンドマンを応援すると共に、自らもバンドマンとして活動中!

物件散策7 〜見積り編〜

 

こんにちは。カリです。

一足先にGW入りして、ウキウキしている今日この頃です。

お仕事がある方、ファイトです。GWなんて言葉は、俺の仕事には関係ねーよバカやろう!と言う方も本当にご苦労様です。

日本人は働きすぎだとよく言われていますが、そういう方がいないと、コンビニは24時間開いていないし、休みの日にカラオケも漫画喫茶も遊園地も温泉もレストランも本屋さんも、、、行けないし。とにかく毎日お仕事ご苦労様です。休みの日は自分にご褒美あげましょう!

 

 

 さて、久しぶりにライブハウス経営に向けた物件散策で進展があったので、報告したいと思います。

 前回は、目ぼしい物件におじゃまして、実際に音を出してみたり、寸法を取ったり、周辺の環境を見てみたりしました。しかし、専門的な知識もないので、やっぱり店舗の改装や防音設備に関しては業者に見てもらうほかありません。そこで今回は、いよいよ業者さんに入っていただきました。

 

建築業者への見積りの依頼 

 物件散策を経て、僕たちはとりあえず、岐阜にある元ビジネスホテルに目をつけました。地下のボイラー室という雰囲気のある場所、地下ということで音の心配も少なくて済むという点、そして何と言っても駅から徒歩7分程度という立地、この条件に惹かれました。

 問題はお金と物理的に営業できるのか、という点です。どれくらい出せるのか、借金や投資を視野に入れるのか、という話をしていても、結局費用がどのくらいかかるのか見当もつかず、まずは見積りをとってもらうことが必要だということになったのです。そしてそもそも構造的に飲食店として許可が下りるのか、という前提も業者に見てもらわなければいけません。

 

業者選び

 僕たちの中で、建築関係の方とパイプがあるメンバーがいたので、そこに依頼することもできましたが、なんでも腰を痛めているとこかで今は動けない様子(笑)。

 見積りに関しては、最低3社程度は見てもらって、比較するのが良いと本に書いてありました。なのでとりあえずツテは使わず、自分たちで調べた業者にお願いすることにしました。見積りをお願いするだけなら、だいたい無料ですしね。

 調べたところによると、建築業者にもいろいろ専門分野があるようで、僕たちの場合、飲食店を手がけている業者に見てもらうのがいいだろうということになりました。

 ネットで調べ、愛知や岐阜で主に仕事をされている業者さんに依頼しました。

 

アポイントメント

 業者が決まれば早速連絡です。僕はメールのやり取りが煩わしくて好きじゃないので、すぐ電話しました。電話の方がニュアンスも伝えやすいので。

 まずは飲食業を始めたいということ、その場所が元ボイラー室で地下にあることを伝えました。その上で、飲食業ができる、つまり許可を得るに必要な工事にどれくらいの費用がかかるのか、そもそも許可が物理的に許可がおりそうかを見て欲しいと依頼しました。もちろんオッケーということで、予定を調整しました。

 なお用意しとくべきことをお尋ねすると、図面があれま助かるとのこと。家主さんに確認です。

 次に家主さんに連絡です。本来は家主さんから先に、業者に入ってもらうことの許可を得るべきかもしれませんが、僕が家主さんと知り合いということもあり、そこは省きました。家主さんに本格的にここでライブハウス経営の話を進めたいので、いついつ業者さんに入ってもらおうと思ってますと伝えます。予定も大丈夫ということで、あとはその日を待つだけです。

 図面に関しては、古い建物で図面がないとのこと。残念。しかしあってもボイラー室の時のもので、現状とは変わっているとのことでした。どちらにしても図面から取り直してもらわないとダメなようです。

 

いざ、業者さんと現地へ

 業者さんと現地集合の予定でしたので、僕は少し早めに元ビジネスホテルにおじゃましました。家主さんが迎え入れてくれて、待てる間にコーヒーを一杯頂きました。関係ないですが、僕は甘くないコーヒーは苦手です。でも家主さんに頂いたコーヒーはクリーム入りで飲みやすいのでした。

 そうこうしてる間に業者さんが到着です。どんな人なのか、信頼できそうか、なんてことを考えていると、僕のイメージと少し違う人が。僕は作業服を着て、大きなカバンを持って、というイメージを勝手にしていたのですが、見に来てくれた方は、ブーツに皮のバッグ、髪はおしゃれパーマで、なんというかスタイリッシュな感じ。チャラいという感じではなく、大人な雰囲気で、もちろん対応もきちっとされた方で安心しました。

 早速、家主さんと業者さんと3人で地下へ続く例のダンジョンへ向かいます。

 ボイラー室に入ると、業者さんは「すごいですね」と、なんだか少しウキウキ?してる感じがして、おぉわかってくれそうな(何が?って感じですけど笑)人だな、と密かに思うのでした。

 一通り眺め歩いて、「図面はありますか?(業)」「図面がないんです(家)」じゃあということで、カバンからメジャーと紙を取り出して測り始めます。「この菅は繋がってます?(業)」「今はもう全部繋がってないです。昔は繋がってて、ここは、、説明、、(家)」というようなやり取りを見ながら、僕はメモしてました。

 家主さんと業者さんのやり取り

・換気口について→排気口だけでなく、吸気口も必要になること

・水道管について→地下水ならどこから通せるか等

・電力について→どのくらいのワット数使用可能か。場合によっては電力会社から電気を引いてもらう?依頼が必要になる

・報知器は使えるか

 

 それから業者さんは僕の希望を聞いて、どんなことができそうかを話しました。

聞かれたことは

・ステージの配置、広さ、高さ

・照明はどのようにするか。埋め込み式?ライトを取り付ける?

・床、壁はどうするか?

・電力はどのくらい必要になるか

・看板はどうするか

 というようなことです。僕もそこまで具体的に決めてなかったのですが、イメージを話しました。

 なお防音に関しては、施工の内容に幅(内容も費用も)があるとのことで、とりあえず規定の内容で見積もりしてみてくださるそうです。

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 消防の許可に関しては、結論から言うと、飲食業としての許可は十分下りるだろうということでした。まず広さがそこまでないので、非常口は必要ないこと(30坪以内なら出入口は一つでいいとのこと)。あとは床や、換気口を整備し、水道を通せば大丈夫とのことでした。しかし火を使うとなると、ガスを通さなければいけないので、IHにしてはどうかということでした。そこで、IHにすると電力も使うことになるし、機材に関してもどの程度電力が必要か、確認しておかなければならないとのことです。

 とりあえず、物理的にできそうだということで一安心しました。

 見積もりに関しては、後日連絡をもらえる予定です。費用によってはまたやり方を考えなければいけませんが、それは見積りができてからのお楽しみです。

 

 ついでと言ってはなんですが、元ビジネスホテルの5階もざっと見ていただきました。それについてはまた後日談として書こうと思います。