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ボロン・ボ・ローン|ライブハウス経営者の日記

こんにちは、未来のライブハウス経営者、ボロンボローンです。 愛知で絶賛活動中!愛知から世界へ羽ばたくバンドマンを応援すると共に、自らもバンドマンとして活動中!

GREENROOM FESTIVAL 2016 と東京・横浜の旅の話 後編

カリの日記 フェス・イベント関連

こんにちわ。カリです。

昨日に引き続き、GREENROOM FESTIVAL 2016に行ったお話を書いていきます。

GREENROOM FESTIVAL 2016とは横浜、赤レンガ倉庫で行われる音楽フェスで、先日5月21日、22日に行われました。2005年から毎年行われており、今年で12回目の開催だそうです。

 

ライブスタート

 僕たちは予定通りメインステージのスタートを飾る『LIFE IS GROOVE』を見に行きました。LIFE IS GROOVEはRIZEのベーシストでもあるKenKenと、さんまのからくりTVで一躍天才ギター少年として有名になった山岸竜之介、そしてあのムッシュかまやつ(77歳)で結成されたバンドです。

 人もまばらだった会場が、メンバーの登場で沸き立っていきます。KenKenはビール片手に登場し、ほろ酔い気分?気持ち良さげに「乾杯!」と会場を盛り上げます。生で見るのは初めてでしたが、こんなに大きかったっけ?貫禄というか、少しお腹周りにお肉が、、、と少し気になりましたが、ベースの響きはやっぱり凄かったです。ベースを弾きながらメンバーに合図を送り、動き回り、指揮者のようにまとめていくのが印象的で、これはKenKenのバンドだなぁと感じました。ソロもベンベンベンベンと手がすごい速さで動いて、ベースを叩く叩く。握力とかも凄そーとか思いながら見ていました。

 竜之介君も当然ですが、素晴らしい演奏でした。幼稚園の頃からギターを弾いて、プロのミュージシャンに囲まれ、若干17歳で見事に大舞台で演奏している。すごい楽しそう。もうなんか羨ましい。僕が17歳の頃なんて、将来どうするかなーと考えながらも卓球に明け暮れた毎日でしたよ。ギターソロのテクニックもさすがでした。ギターを担ぎ上げて、頭の後ろで弾くジミヘンみたいなパフォーマンスで会場を盛り上げてました。少し気になったのが、音のバランス。ベースはガンガンに聞こえてたんだけど、ギターが物足りなく感じてしまいました。もったいないー。

 他にもサポートメンバーの中に、SOIL&"PIMP"SESSIONSのタブゾンビ(トランペット担当)がいたり、あとは名前がわからないけれど、皆さん素晴らしかったです。

 ただムッシュかまやつは体調不良(KenKenは人造人間?に改造中だと言っておりました笑)とのことで、声だけ(録音)の出演だったのが残念でした。でも77歳で現役でロックバンドをやってるってだけでもすごいですね。

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 終わってみると、まばらだった会場にはだいぶ人が集まっていて、まだまだ増え続けていました。お昼時というのもあり、飲食の出店には長蛇の列。とても並ぶ気にはなれませんでした。

 

 僕らは次のメインステージ『在日ファンク』を見たかったので、始まるまで少し休憩を挟みます。休憩の間メンバーがセッティングに現れ、お試しで一曲。すでに人が大勢集まっています。

 在日ファンクは、俳優としても活躍しているハマケンこと浜野謙太が率いるファンクバンド。ノリの良い音楽とハマケンのコミカルな動きと面白いMCに飽きることなし!ハマケンだけでなく、メンバーもキャラクターが立ってて、個性的なバンドです。見ている側も自然と体が揺れてきて、『爆弾こわい(曲名)』の歌では「ふっ飛べー、やっぱふっ飛ぶなー」に合わせて、みんな指を右にやったり左にやったり、一体感が凄かった。「ふっ飛べー、やっぱふっ飛ぶなー」のリズムと響きは後に残る。

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 日差しもだいぶきつくなってきて、休憩ついでに赤レンガ内を回ることにしました。なお赤レンガ内にもステージがいくつかあって、そのうちの一つに金子ノブアキ(KenKenの実兄で、RIZEのドラマー)が出演していました。時間的に見に行けそうだったので、そちらに向かうとすごい行列。スタッフの「入場規制のため入れない可能性があります」という声も聞こえてきて、全然進まない行列を前に諦めました。そうこうしている間に、次に見たかった『サニーデイ・サービス』が始まる時間になってきました。特にソイはこのバンドを楽しみにしていたので、先に会場に戻り、僕とボロンは赤レンガで昼食のオムライスとカレーを買うためにお店に行きました。ソイのためにロールタコスを買いましたが、細い細いもので、ソイの空腹を満たすことはできないのでした。

 

 サニーデイ・サービスは遠目から少し見て、次のSOIL&"PIMP"SESSIONSまでにお手洗いに向かいました。トイレは赤レンガにもともとあるものと、仮設トイレが設置されていて、多少並びましたがそれほど混雑していませんでした(男性用は)。女性用はやはり混雑が激しかったです。男女兼用の仮設トイレもあって、「別に気にしないわ」という方や「漏れそうでそれどころではない」という方は、そちらの方が並ぶ時間は少ないかと思われました。ただしトイレ内は暑さと臭いが気になりますが。

 

 お手洗いを済ませ、改めてタイムテーブルを見るとSOIL&"PIMP"SESSIONSと同じ時間に『Yogee New Waves』が3つ目のステージで行われる予定でした。僕は『森、道、市場』でこのバンドを知って、少し気になっていたのでどちらを観ようか迷いました。

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 迷った挙句、Yogee New Wavesを触りだけ見ることにして、僕だけ3つ目のステージ『HUMMING BIRD』に向かいます。こちらはステージの前に芝生があり、みんな敷物を敷いて座って演奏が始まるのを待っています。セッティングが始まるにつれ、人がどんどん増えていき、始まる頃には飲食のスペースにまで人がいました。

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 Yogee New Wavesは2013年に結成されたばかりのバンドで、メンバーも若い。「都会におけるPOPの進化」をテーマに活動しているとのこと。結成して間もないのに、サマソニフジロックの公募枠で結果を残しており、今後注目されるであろうバンドです。なんでもボーカルの角館健吾は東京生まれ東京育ちで、見た目からもシティなオーラ?を放ち、オシャレさが前面に出ている。曲もなんかオシャレ。ついでにオーディエンスもオシャレで、女の子の割合多し。

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 ただオシャレなだけでなく、もちろん実力も十分。今後も野外フェスには引っ張りだこになるのではないでしょうか。

 

 

 ついつい2、3曲聴いてしまい、急いでSOIL&"PIMP"SESSIONSのメインステージへ向かいます。会場はすでに超満員の大盛り上がり。

 SOIL&"PIMP"SESSIONSはジャズバンドで、メンバーそれぞれ奇抜なファッションと、見劣りしない演奏で盛り上げます。特にサックスのソロは強烈で、顔を真っ赤にして吹き続けます。どれだけ息が続くんだ、肺活量凄すぎです。ソロが終わると今度は酸素ボンベですごい勢いで充電してました。サックスだけでなく、安定したリズムとそれぞれのパートで見せるソロは圧巻です。生で見ないと損です。

 SOIL&"PIMP"SESSIONSは椎名林檎と共演したり、様々なアーティストのステージにも参加しています。気づけばどこかにいるのかも。

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 SOIL&"PIMP"SESSIONSが終わる頃には17時を過ぎていて、夕暮れ時になっていました。最近は日が落ちるのを実感しながら、綺麗な夕日を眺めます。さすがに疲れてきた人も多く、僕らの荷物を置いていた場所の周りには、座ったり寝転んだりしている人だらけでした。気持ちのいい天気。

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 次もメインステージ付近で座っていると、続々と人が集まってきます。すごい数です。今日イチの人かもしれません。

 『RIP SLYME』です。登場前から圧倒的集客。巷で話題のパーリーピーポーなる方々も集まってきます。露出激しめのお姉さんも、タトゥーでキマってるお兄さんも、ギャルも家族もおじさんもみんなみんな集まってきます。

 始まる前の音楽がやみ、一度シーンとなってから、どっとするすごい歓声と叫び声の中、ご本人登場です。僕らが中学、高校時代にメジャーデビューをしたRIP SLYME。今やメンバーは40越えのおじさんたち、老いてもやむなし、かと思いきや全くもって衰えを感じさせない。むしろ大人の色気を身にまとって、向かう所敵なし状態。会場を沸かせる天才か。RYO-Zは饒舌、SU低音ボイスで歌えば後ろのギャルたちは騒ぐ騒ぐ、ILMARIはイケメンだし、PESのラップは小気味いいです。

 日が落ちる頃、ムードたっぷりに『One』のイントロが流れた時は、思わずじわじわくるものがありました。他にも『楽園ベイべー』『熱帯夜』『JOINT』など知ってる曲ばっかりで、テンションが上がりっぱなしでした。

 途中でゲストとして、なんとハマケンが登場。『JUMP』の曲に合わせて文字通り、みんなJUMPし、ハマケンはコミカルにダンス。ファンクとヒップホップの融合ですね。楽しかったなー。

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 すっかり日が暮れて、ステージライトや飾りに照明が灯り、なんともオシャレに照らしてくれます。みなとみらいのホテルや観覧車も綺麗です。

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 RIP SLIMEの熱も冷めやらないまま、セカンドステージで『SPECIAL OTHERS』のライブが始まります。みんな揃って大移動。すごい混雑です。

 疲労のピークに達していた僕たちは、流れに乗りきれず、端に追いやられて休憩します。そしてポツポツと雨が降ってきます。僕たちが見たかったアーティストは全部見て、残すところトリの『rodrigo y gabriela』というメキシコの二人組のアコースティックギター奏者だけでした。空腹と疲れと冷え込みにより、ソイとボロンは「スペアザが終わって混みだす前に帰ろう」と提案します。ですが僕はせっかく来たので、最後のトリを少しだけでも聴いていこうと二人を説得。それでも空腹によって亀田興毅になりつつあるソイと、上着もなく震えだすボロンは、帰りたいオーラ満載です。

 なんとかだましだまし、rodrigo y gabrielaの時間まで粘りましたが、なかなか出てこない。入場曲?だけが流れ続けて10分。募る苛立ち、強まる雨、帰り始める人、、、もう限界だ。そう思いかけた瞬間、入場曲が止み、男女の2人組がアコースティックギター持って登場。ステージにも雨は吹き荒れて、あんなに晴れていたのに、僕たちもすでにびしょ濡れです。

 しかし、二人のギターが勢い良くなり始めた瞬間、一気に解放されたように、ボロンがステップを踏み出します。タオルを頭に巻き付け、まるでどじょうすくいのような、なんとも間抜けなステップです。しかし、音楽に乗っている。リズムバッチリ。これぞジャパニーズステップと言わんばかりの足さばき。つられて僕も体が動いてしまいます。隣でムービーを回して笑うソイ。先ほどまでの鬱憤がカタルシスされます。ついでに、rodrigo y gabrielaの2人も心なしか激しく降る雨に触発されて、激しく弾いているような(いつもそういうパフォーマンスなのかもしれませんが)そんなエネルギーを感じます。

 なんだかんだで、長めの一曲が終わり、乗り切った僕らは満足して帰路につきました。雨は降り続いていたので大急ぎで帰りましたとさ。

 

後日談

 雨と汗でベタついた服のまま、空腹を満たすために焼肉屋に向かいました。ボロンによると、いつも大行列ができるというお店で、一か八かという賭けでしたが、奇跡的に待っていたのは2組ほど。僕たちより一足先に来ていたお客さんも「(空いてるのが)珍しいね」と話し合っていました。どうやら本当にラッキーだったようです。お店は路地裏にあり、普通では見つけられなそうなのに、行列ができるとはよっぽどでしょう。焼肉の匂いにお腹がなります。古ぼけた看板に、脂っこい木の扉と床、ベトっとした排気口がいかにもという感じです。

 ボロンは2度ほど来たことがあるらしく、待っている間に、ここのホルモンと、しぼりたて生グレープフルーツサワーの美味しさをコンコンと語ります。

 そして僕たちの順番がきます。ラストオーダーに近い時間ということと、注文を受けてからお肉の提供に時間がかかるから、できれば最初に全部注文してもらいたいとのことで、あらかじめ決めていたメニューを頼みます。おすすめのお肉と、ご飯は大盛り、ボロンおすすめの生グレープフルーツサワーともやしのナムル。提供に時間がかかると言っても、すぐ来ました。

 味は文句なくうまい!他に書くことありません。行ってみてください。『亀戸ホルモン』というお店です。

 最高のお肉で満足した後、銭湯に行って疲れを癒しました。言わずもがな最高の1日だったなぁ。

 

 以上、GREENROOM FESTIVAL 2016 と東京・横浜の旅のレポート