ボロン・ボ・ローン|ライブハウス経営者の日記

こんにちは、未来のライブハウス経営者、ボロンボローンです。 愛知で絶賛活動中!愛知から世界へ羽ばたくバンドマンを応援すると共に、自らもバンドマンとして活動中!

ライブハウス&カフェ・バー 経営会議

こんにちは。カリです。

GWも残すところ2日...あっという間に過ぎてしまいました。

東京に行ったり、バンドの練習合宿をしたり、コンサートに行ったり、キャンプしたり、充実した毎日でした。

キャンプではしゃぎ過ぎたおかげで、毛虫に3箇所も刺され、両足がパンパンに腫れあがっている今日この頃です。

 

 

 今回はGWを利用して、東京在住のボロンが岐阜に帰省したので、一度メンバー全員で顔を合わせ、今後についての会議を開きました。

 事前に宿題という形で、簡単な事業計画みたいなもの(ライブハウス&カフェバーを経営する上での目的・意義、既存のライブハウス&カフェバーの課題やそれについての対策、経営方針等)を各々考えてきて、アイデアを出し合いました。

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ライブハウス&カフェバー 経営会議 〜議事録風〜

場所:カリの自宅兼事務所

「とりあえず、みんなが考えてきたライブハウス&カフェバーをやる上での目的意識みたいなのを言っていこうか」(カリ:以下カ)

「オッケー」(一同)

「まず俺が考えてきた、ライブハウスをやる上での目的は、個人的なことになるけど、前提に自分たちが音楽を楽しみたいっていうのがある。つまり、バンド活動として練習できるっていうところがあるな」(カ)

「同意」(ボロン:以下ボ、ソイ:以下ソ)

「その上で、発表できる場を作ること、とにかく音楽に関わっていけるようにしたい。ライフワークにしたい。それから、もう一点は地域活性化につながるような場所にしたい。人が集まれるような感じで。廃れゆく岐阜の活性化につながるような」(カ)

「若者のエネルギー的なね。地域活性にもつながるけど、イベントとかに参加したり出店したりしたいな。それで結果的に音楽文化の活性にも貢献できるといい」(ソ)

「いいねぇ。出店して、収入も得れるし、宣伝にもつながる」(タコ:以下タ)

「楽しそう!ボロンはどんな目的・意義?」(カ)

「俺は、新しいエンターテイメントとして何かしたい。俺らが高校生の時って、カラオケとかボーリングとかくらいしかやることなかったやん?岐阜の、なんか日常的な娯楽の幅に不満というか、そういうのがあったから。既存のライブハウスでは日常感ないけど、やりようでもっと日常的な娯楽に変わりうるんじゃないかな?」(ボ)

「確かに。何か楽しいことが欲しい。もっと楽しいことができるんじゃないか感あるな」(ソ)

「そうだね、イベント出店もそうだけど、ライブハウスっていうのをもっと身近なものにしたり、やれることいろいろしたいね」(カ)

「タコは?目的、カフェバーとしてでも良いし」(ソ)

「私はねー、だいたいみんな言ってるのと同じだけど、なんかみんなの得意分野が活かせることがしたい。もともとお店を出すっていうのもやってみたかったし」(タ)

「なるほど。俺も単純に経営してみたいっていうのもあるな」(ソ)

「どういうこと?」(ボ)

「経営っていう経験がしたいってことかな」(ソ)

「なるほどね。他は?」(ボ)

「うーん」(一同)

「ってことは、ここまでのを見る限り、みんなの中で例えば収入を得て、それで食べていくとか、仕事としてやってくっていうのは、なさそうやな」(ボ)

「そうやね」(一同)

「でも最低限の収入は欲しくない?経営を回すにあたって、ずっと赤字は続けられないし、プラスマイナス0になるくらいの。それは目的になるのかな?」(カ)

「それは第一目的にはならなさそうやな。収益を期待するわけじゃないし。でも一応書いておくか」(ボ)

 

ライブハウス・カフェ&バーを経営する上での目的・意義 まとめ

・バンド活動の拠点、ライフワークとしての音楽

・地域活性に貢献

・音楽文化に貢献

・新しい娯楽の創出、ライブハウスの可能性を広げる

・経験、やりがい

 

既存のライブハウスの課題・原因

「じゃあ次は既存のライブハウスの問題点について行ってみよう」(カ)

「ネットとかで言われてるのは、出演料に関することが多いね。多くのライブハウスはノルマ制をとってて、出演者の負担の大きさが問題になってるね」(カ)

「どんな負担?」(ボ)

「まず、金銭的な負担。チケットを売るのが大変。人気や知名度がないバンドは知り合いを通じて売らなきゃいけないし、売れ残ればその分は自腹になるからね。チケットが売れなきゃ、必然的に集客も減るわけで」(カ)

「そうなると出演者も減るわな。毎回自腹だと、少なくとも恒常的に出るのもしんどいしね、特に学生とか。金は命より重い」(ソ)

「ざわざわ」(ボ)

「あと、毎回知人にチケットを買ってもらうのは気がひけるしなぁ。そうなると単純に出演料を取らない、もしくは安くするのが一番簡単だけど、それでいいのか?」(カ)

「出演者の質とかどうなるんだ?誰でも出演できたら、ヘタクソでも出れるってなるよな?俺が客なら、上手いバンドが見たいぞ。上手いバンドが出てれば、来てよかったってなるし」(ソ)

「確かに。なら、イベントみたいなのをやって、日によって出演者の幅を調整するとかは?例えば、この日は初心者限定とか、中年バンド限定とか、学生、女性、みたいに。それによってチケットの料金を変えたり」(カ)

「料金変えるだけじゃなく、ライブ以外でも目玉を作るとか。飲食とかで」(タ)

「圧倒的ひらめき!他のエンターテイメントを目玉にするとか。例えばアーケードゲームとか取り入れる」(ボ)

「いいねー!まさに悪魔的発想」(ソ)

「おい、波動拳ちゃうねん!」(カ)

「待てよ?お客さん目線の課題点と、出演者目線の課題点で分けた方がいいな。えっと、じゃあまず出演者でいこう。さっきのノルマ制の問題と集客に関してだな」(ボ)

「集客に関しては、ライブハウス側も手伝う。具体的にはSNSを使ったり、さっきのイベントっていうのもそうだね。あとは地域のイベントに出て、こっちから情報発信する」(カ)

「それだな。あと出演者目線で、単純にバンドを組んでない、仲間がいなくて出れないっていうのもあるぞ」(ボ)

「それあるわー」(ソ)

「こっちが主体になってバンドメンバーをマッチングさせたり、ボロンボがサポートで入ってあげるのもいいんじゃね?」(カ)

「いいな。じゃあお客さん目線での問題点は?」(ボ)

「単純にライブハウスの雰囲気がなんか、暗い?入りづらい」(ソ)

「確かに。ふらっと一人で寄れないよね。居心地悪いところもあるし。立ってるのしんどいし。明るくしよう。オシャレにしよう!」(タ)

「確かに。座る席確保しよう」(ボ)

「あと単純にチケットやっぱ高くね?」(カ)

「高い」(一同)

「知り合いとかのよしみで買うけど、まぁそんなに楽しくないし、聴けるってわけでもなかったら、他のバンドも聴きたいと思わないしね」(カ)

「金は命より重い...」(ソ)

「ざわざわ」(ボ)

「やっぱり飲食で目玉になるようなのがあるといいよな。あの店のあのメニューうまくね?みたいな」(ソ)

「飲み物も充実させたい。ライブハウスの飲み物って、とりあえず感がすごいもんね」(タ)

「一応飲食店として経営してるから、ワンドリンク出しますよっていう程度だもんね」(カ)

「おっけ、そういうところで他のライブハウスと差別化していきたいね」(ボ)

 

既存のライブハウスの課題・原因

・ノルマ制の問題

 金銭面の負担、集客の負担が大きく、出演者が少ない。恒常的に出演できない。

・バンドを組んでいない・出演するきっかけがない

・チケットが高い

・雰囲気が悪い・居心地悪い

・飲食の質が悪い                 

等々

 

 

 その後も会議は深夜まで続き、いろんなアイデアや作戦が出てきましたが、それはマル秘事項ということで。

 話しているだけでやってみたいという気持ちが膨れ上がっていきました。うまくいくかどうかは別として、イメージを持つことは大事かなと。そして意見が出やすいような雰囲気作りが重要。

 

 あとはお金の問題です。見積もり早くできないかなー。