ボロン・ボ・ローン|ライブハウス経営者の日記

こんにちは、未来のライブハウス経営者、ボロンボローンです。 愛知で絶賛活動中!愛知から世界へ羽ばたくバンドマンを応援すると共に、自らもバンドマンとして活動中!

物件散策 3

こんにちは。ボロン・ボ・ローンの物件番長こと、ドラム担当のカリです。

4月って、どうしてこんなに眠くなるのでしょうか?

新年度を迎え、気持ちは張り切りモードなのに、体が眠りを欲している。お昼寝大好き。

 

さて、いよいよ物件散策も足を使って探し始めたメンバー。その内容をまとめたいと思います。

 

エピソード3 ~ありあまる物件~

 僕たちはライブハウスを構えるのに、目ぼしい地域を限定し、とりあえず不動産屋さんに電話しました。

 不動産屋さんによって、いや、担当の人によって、しっかり話を聞いてくれたり、まぁ適当だったりの人がいました。ただ共通して、ライブハウス経営のできる物件と聞くと、渋い顔をされる、、、。大家さん側のことを考えれば、ご近所とトラブルになりそうな輩に貸すのは嫌だろうし、予想はしていましたが、こりゃ一筋縄では行かなそうだ。その中でも、なんとかいけそうという物件を見繕って、見学に行きました。

 

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 まず、最初に見学に行ったあのは、住居付きの居抜き物件。1階がスケルトンになっていて、隣はカラオケ喫茶が繁盛している様子。隣がカラオケ喫茶ならば、うちが多少音を出しても良さそうかな?と少し期待。しかし1階が想像を越えるスケルトン。ちなみに「スケルトン」とは、不動産用語で「店舗の内装設備が無い状態の事」を言います。何もない、むき出しの壁、配線、穴ぼこの天井、床の基礎もありません。入り口はシャッターで閉められているだけ。考えようによっては、これから全部自分たちなりに改装できるということですが、初期費用が気になる。

 

 その2、駅近で、雰囲気も良さそうなビルの3階。2階がBARということで、そこもなんだかオシャレ。広さも充分。しかし、気になるのがやはり、音。意外と近隣に建物に囲まれている。さらに、貸事務所であったため、飲食店の設備は整っていない。んー。

 

 その3、もとスナックの居抜きで、住居付き。スナック2店舗分を壁をぶち抜いて、広々と使える。カウンターや、ステージっぽいのもあって、可能性が広がっていくような作り。近隣の様子を見ても、大丈夫そうか。しかし、立地。ここに足を運ぶ人いるのか?

 

 なかなか僕達を満足させてくれる物件には出会えません。ただ不動産屋さんと直接お話しをしてわかったことがあります。

分かったこと

・大家さんしだいであるが、交渉の余地は大いにある。(例、住居付きにして、家賃店舗代のみ。駐車場無料貸出し。家賃の値下げ。等々)大家さんも物件を持て余してるわけです。やはり地主さん、お金に困っているわけでもなく、交渉には応じてくれる方が多いです。

・土地柄はやっぱり見学してみないとわからない。いくら駅近でも、その駅が果たして使われているのかどうか。近隣の環境はどうか。若者は住んでいそうか。などなど、ライブハウスが馴染むかどうかも重要です。

・意外なことに、どこの不動産屋さんにも出していない空き物件、使われてなさそうな倉庫、けっこうあります。ここが使えたらなーって思うところもチラホラ。

 

 そこで僕たちは気付いたのです。この空いている物件の家主に直接交渉できないだろうかと。物件を持て余す家主、欲する輩、利害が一致しているではないか。これは動き出すしかないでしょう。そういうわけで、次なる作戦を練るのでした。続く、、、