ボロン・ボ・ローン|ライブハウス経営者の日記

こんにちは、未来のライブハウス経営者、ボロンボローンです。 愛知で絶賛活動中!愛知から世界へ羽ばたくバンドマンを応援すると共に、自らもバンドマンとして活動中!

GREENROOM FESTIVAL 2016と東京・横浜の旅の話 前編

こんにちわ。カリです。

5月も終わりに近づいてきて、半袖でも余裕で過ごせる陽気になってきました。

先日のFOOD NAVI 2016にて名刺を配りまくったおかげで、営業さんからの電話がちょいちょいかかってくる今日この頃です。

FOOD NAVI 2016へ行ってきました(前編) - ボロン・ボ・ローン|ライブハウス経営者の日記

営業さんとのやりとりで分かった情報も後日書いていきたいと思います。

今回は横浜、赤レンガ倉庫で行われたフェスに、はるばる岐阜から行ってきたので、そのお話を書こうと思います。

 

序章

 僕たちは、フェスに参加するのは21日の1日だけでしたが、チケット9800円とドリンク代(500円)、横浜までの交通費も合わせると、そこそこの出費になります。そこで僕は交通費をケチり、前々日の夜行バスで一人東京に向かうのでした。なお一緒にフェスに行ったボロンは東京在住、ソイは前日まで仕事でした。

 夜行バスは平日ということもあり、1700円。1700円!?1700円で東京まで行けるなんて、びっくり&多少の不安がよぎりましたが、時間だけはあったので、学生の(ような)ノリでバスで行くことを決断。案の定、ギュウギュウの4席シートで快適とは言い難い空間でしたが、運転手は2人いて、まぁ安心かなという感じでした。全く寝れない僕を尻目に、隣のお兄さんはグーグーと寝息を立てていました。

 東京に着いたのは6時30分。なぜ東京かと言うと、前日に3人集まって、バンドの練習をし、ボロンの家に泊まることになっていたのです。一足先に東京に着いた僕は、とりあえず下北沢に向かい、いろんなライブハウスを見てやろうと思っていたのですが、僕の足は駅について、そのまま真っ直ぐ漫画喫茶に向かいました。そして爆睡。

 横になる喜びを3時間ほど味わってから、下北沢を街ブラしました。オシャレなカフェや雑貨屋さん、古着屋さん、美容院等々、若者が利用するであろうお店が並んでいて、立ち止まっては歩き、立ち止まっては歩きを繰り返していました。何人かに声をかけられました。きっと大きめの鞄を背負って、汚らしいジャージと短パン姿でキョロキョロ周りを見ながら歩く僕は、圧倒的田舎っぺ臭を放っていたのでしょう。「髪を切っていきませんか?」「飲み放題1000円ですよ」などと声をかけられ、怪しいチラシも渡されます。

 疲れていた僕は、人混みが嫌になってきたので、路地に入り、ひっそりとした昼からやってる居酒屋に入りました。こぢんまりしたお店には、お客さんは一人もいません。飲み物1杯無料だったので、ハイボールを頼み、唐揚げをつまみながら、持ってきた本を読んで時間を潰すことにしました。結局ハイボール2杯と唐揚げだけで、3時間ほど。宮下奈都の「羊と鋼の森」(本屋大賞の受賞作です)を読みきってしまいました。その間、お客さんはゼロ。暇すぎて、店長さんと少し雑談もしました。ゆっくりできてよかったー。店長さんありがとう。

 

ライブハウス フィーバー

 夕方近くになったので、下北沢から一駅の新代田駅から徒歩30秒のところにある、ライブハウス『フィーバー』に行きました。『フィーバー』はライブハウスを経営しようと考えた時から、参考にしたいと思えるライブハウスの一つです。広々としたスペースと、好立地、ライブホールの隣に『popo』というオシャレなカフェがあり、くつろぐことができます。17時からカフェがオープンするので、開演時間までそこで待ちます。コーヒー美味しい。ソファでくつろいでいると、常連さんらしきおじさんが来て、店員さんと話しています。他にお客さんもいないので、快適でした。

 出演バンドは知らないバンドばかりでしたが、どのバンドも、うまい。こういう言い方は、あまりよろしくないかもしれませんが、ちゃんと聴ける。知らないバンドの知らない音楽だけど、ちゃんと聴けるし、もう少し聴いていたいと思えるバンドもいました。やっぱり東京のバンドさはすげぇんだっぺな、とつぶやいてその場を後にしました。

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秋葉原からボロンの家へ

 21時に仕事終わりのボロンと、仕事終わりに新幹線で駆けつけたソイと合流し、秋葉原の音楽スタジオ『音楽館』でバンド練習です。普段は岐阜に集まって、小さいスタジオを借りるのですが、さすがは東京の音楽スタジオ、音がくっきりしてて、気持ちがいい。「このフワフワの吸音材が良いんだろうな」「遮音と吸音のバランスが、、、」と最近得た防音の知識を持ち出して感動します。やっぱり東京のスタジオも一味違ぇっぺなぁ。

 3時間の練習で気持ちよくなったところで、腹ペコの一行はラーメン屋を目指します。カウンター席だけのいかにも美味そうなラーメンが出てきそうなお店。ボロンは何度も、ソイは1度来たことがあるらしく、初心者の僕はなぜか「スタンダードをまず食べなければいけない」という謎のルールにより、しぶしぶ普通のラーメンを頼みます。他の二人はピリ辛系の味噌ラーメンを頼みます(空腹の極みのソイは大盛りです)。ラーメンが来るまでビールで乾杯。犯罪的な美味しさ。

 ラーメンは煮干のダシと背脂スープがベースで、ニンニクが効いていて、食べながらにして食欲が止まりません。シャキシャキの玉ねぎもさっぱりしていて、時々ゆずも顔を出します。さっぱりさと濃厚さで飽きない味。あー美味しかった。

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 空腹も満たされ、最高の気分でボロンの家に帰ります。上々の気分で、エレベーターで上がり、部屋に入ると、、、「き、汚ねぇぇっ!」さすが男の一人暮らし。ここばかりは東京でもなんでも関係ねぇ。あらゆる毛がそこかしこに落ち、洗っていない食器、賞味期限がいつなのかもわからない食材たち、くすんだ色の布団、たまった洗濯物。早く彼女を作りなさい。(窓から見えるスカイツリーには感動しました)

 

 ワーキャー言いながら片付けを済ませ、最後は温泉に行って翌日のGREENROOMに備えて寝ました(ソイとボロンは案の定、波動拳を少しだけプレイしました)。

 

GREENROOM FESTIVAL 2016 始まり

 桜木町駅を降り、赤レンガまで15分ほど歩きます。スタートが12時からでしたので、割とゆっくり出発できました。僕たちは最初のLIFE IS GROOVEを見たかったので、余裕を持って11時半には到着しました。赤レンガの外でも食べ物屋さんやショップ、イベントがたくさんやっていて、大にぎわいです。

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 とても晴れていて、森、道、市場のフェスに続き、またしても夏日。日焼け止めのサンプルを配っていたのでゲットしました。

 フェス会場に入ると思ったより人がいません。人が少ない間に荷物を預けるクロークを探しましたが見当たらない。スタッフに聞くと、クロークは用意してないとのこと。仕方がないので端の方に荷物をかためて置き、そこをベースキャンプとしました。会場内には入り口近くにメインステージがあり、それと向かい合うように2番目に大きなステージ、そして少し行ったところに飲食店が並んでいて、その奥に3つ目のステージがあります。人がまだ込み合っていない間に腹ごしらえをし、ドリンクチケットでビールを手に入れます。ドリンクの受け取り場所には威勢のいい声が飛び交い、胸元の開いた女性スタッフがたくさんいました。さすが横浜の女の子はめんこい子ばっかだっぺ。

 開演時間が近づくにつれ、どんどん人が集まってきます。それと同時にワクワクしてきます。さぁいよいよスタートです。

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 といったところで今回はGREENROOM FESTIVAL 2016の触りだけを。この後、ライブが始まり、僕たちのテンションのピークを迎えるわけですが、それはまた次回に書きたいと思います。

FOOD NAVI 2016 へ行ってきました(後編)

こんにちは、タコです。今日も過ごしやすい良い天気ですね。洗濯物がサッと乾くというのはありがたい!午前中にやっと衣替えを終え、冬用の布団やら干しまくって腰を痛めごろんと、昼の情報番組を見ていました。すると、最近ブームの「肉フェス」で食中毒があったというニュースが耳に入ってきました。

 

東海地方(三重県長島スパーランド)で開催された時に、私も夫婦で行ったのを思い出しました。平日に行きましたがとても賑わっていて、どのお店も長蛇の列で人気店のお肉は早くも完売、なかなかお肉にありつけなかったことを覚えています。

今回起きた食中毒は、カンピロバクターが原因で鶏肉メニューを摂取した方が発症したようです。今後開催予定だった肉フェスも中止が決まったようですが、こういうニュースを耳にするとドキッとします。また、身が引き締まりました。

 

FOOD NAVI 2016のつづき

見回りきれない出展ブース数

さて、フードナビ2016へ行ってきた様子の続きをレポートしたいと思います。

試飲と試食を勢いよくしすぎたので、早くもお腹いっぱいでしたが、飲食関係の企業ブースがまだまだあったので、まわってみました。

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POSレジ、ユニフォーム、店舗設計、コーヒーメーカー、業務用備品、防犯設備、などなど飲食店に関わる有名なメーカーさんも多く出展されていました。業務用冷蔵庫のオークションなんかもされていて、なんと一万円から。よしよーく考えて入札だ!!その中で、自社の製品を使ったレシピ提案だったり、試食もこれまた多くてついつい伸びる手。興味のある製品のメーカーさんには、詳しく話を聞いて早速名刺交換。資料もたくさん頂きました。(今回私たちは頂かなかったですが)ちょっとしたサンプルもいただけたりします。どのメーカーさんもさすが、営業力が伺えます。

 

今回、ボロンボローンとしては、まだまだ動き出したばかりで、開店についてはメドも立っていない状態。どの営業の方にも「どのようなお店なんですか?」と聞かれ、「いや、まだ動き出したばかりで、何も決めていませんし、ただ今度の参考になればと思って来ただけなんです。」と答える私達。イベントに来る前から、このような受け答えになるのは容易に想像できていたので、ソイとカリは、ナメられてはいけないとスーツを着てくるという臨戦態勢で挑んだわけです。(カリに関してはこの後、すぐ仕事だったので致し方ない)しかし、まだ開店前という無知で真っ白な状態が、逆に営業さんの目を輝かせたらしく、色々と教えて頂けました。また圧もすごい。

 

途中、東京のボロンに、様子を報告すると「派手に名刺配ると今後営業の電話やらで大変な目に合うぞ」と、ごもっともなアドバイスが来て、固まる私達。新しい名刺に浮かれていたなあ、でも電話番号なんかはカリ宛てなので、まあいっか。(早速一社から、電話があったそうです。今後の参考程度にというモチベーションを維持しつつ、勉強と思ってお話し聞いてみます。)

 

モヒート講習

と、ここでカリが仕事ということで離脱。

ソイとタコは、カリの仕事が終わるまで、引き続き会場を回ることにしました。展示だけでなく、セミナーが開催されていたり、食品特売コーナーなどもありました。そして私たちは、バカルディーのバーカウンターで、モヒート講習を受けることにしました。「モヒートって、何?」と言い出すアラサーソイと、数人限定だったので予約していざ。

実際のバーテンダーさんがマイクを使いながら説明して、一緒に作っていきます。まず、お好みのミントの量を手で軽く潰します。一気に香りがはじけていい匂い。グラスに入れ、更にペストル(この名前あとから調べて知りました)で潰す。ライムをお好みで絞ってこれもグラスへ入れる。そこへラムをお好み量入れる。タコは勢いよく入れて誰よりも明らかに多く、ソイは言われた通りの量で慎重に作っています(一回傾けるとだいたい30mlで止まるそうです。へー。)またそこへ、シロップを入れる。最後に炭酸水をそっと注いで、静かにマドラーで底をすくうように混ぜて完成。いずれもお好み量らしくて、自分で配合したものは美味しいのか期待を膨らませて...乾杯!!

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...うまーーーーーい!!私の配合最高すぎる。大胆さが大事なんだな、とか言いながら、楽しく講習を受けました。

 

話題のOculus(オキュラス体験)

アサヒビールのブースで、JACK DANIEL'Sと書かれた、ゴーグルみたいなのとヘッドホンを発見。どうやらバーチャルな世界を体験できるやつみたいで...私には詳しくわからないのでこちらをどうぞ。↓↓

Oculus Rift - Wikipedia

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装着すると360度映像が見えて、ウィスキーの製造の様子が見れました。以前ぼそっとカリが、「こういうの店に置いて利用できんかな」みたいな事を言っていたのを思い出しました。精度ってこんなもんなんでしょうか。ジェットコースターで「落ちるーわーーー」みたいなのを想像していたので。きっとそういうのもあるんでしょうね(無知でごめんなさい)

2人はこの後も十分堪能し、仕事終わりのカリと合流するまで、コワーキングスペースへ向かうのでした。

※ソイのコワーキングスペース記事参照

コワーキングスペース - ボロン・ボ・ローン|ライブハウス経営者の日記

FOOD NAVIに参加した感想

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上記で述べたように、今回「飲食店」としては詳しく何も決まっていない状態で参加させてもらいました。(むしろ飲食店として、開業できるのかという課題も残っています)普段は簡単に手に入らない知識や、繋がりもここから得ることができるなあと感じました。飲食に携わっている方に話を聞くと、仕入れ先との付き合いは大事だし、なにより信用ありきで卸してもらっているというような事を聞きます。卸値や順番なんかも関係してくるんでしょうね。主催のマルト水谷さんでは、一個の商品からでも発注できるし届けてくれるとの事でした。しかし、きっと私たちが目指しているお店では、自ら動いて動いて動き回って成り立たせなければいけない事の方が多いと思います。要は、発注するほどの仕入れは必要なのかなあと。

今は、業務用のスーパーなんかもあり、包材用品や事務用品も簡単に手に入りますしサポートしてくれるシステムも多い。飲食店って楽しそうなイメージがあって、簡単に始められちゃうような気になりますが、開店した後の営業で苦しい事が多いし一番大変ですよね。当たり前の事なんですが、それを忘れちゃいけないなと思いました。

 

このイベントでも、身体にやさしい食材を使った健康志向のメニュー、職人の技能を生かした特別感のあるこだわりのメニューや演出、思わず写真を撮ってSNSにシェアしたくなるようなインパクトのあるメニューや店作り、その時々のトレンドを導入したメニューなど、そのお店のオリジナルになるような事を様々提案されていました。

私達も、店作りを考えていく上で「こだわり」ってやっぱり大事ですね。4人でしかも友人同士の経営って難しいし、あまりよろしくないと言われますが、むしろ4人の強みを最大限に生かして、魅力的なこだわりを生み出したいなと強く思いました。

今回このイベントで一度に色んな情報を得られるのはとってもありがたかったです。特に今、漠然としたイメージしか持っていない私達には。そしてぜひ来年も参加したい!その時には、ボロンボローンはもっと成長している事と期待して。

 

 

...激安冷蔵庫、競り落とすの忘れたーーー!!

Byタコ

FOOD NAVI 2016へ行ってきました(前編)

カリの怒濤のブログ更新をぶった切ろうと思います。タコです。

お天気のいい日が続いて、夏を感じるようになりましたね。もうすぐ梅雨入りになりそうですが、今年の夏はどれくらい暑くなるのでしょうか。

 

さて、カリの記事にあったように、先日「森、道、市場2016」へ行ってきました。興奮冷めやらぬまま、次はどのフェスに行こうか、夏に向けてのワクワクが抑えられません。

森、道、市場ではお目当てのアーティストを見てデイキャンプでお昼寝、お洒落な雑貨や飲食店を周り、一日楽しみました。しかし何かと「これはライブハウスに生かせるなあ」「あのお店の店作りやメニュー参考になるな」「フェスの運営ってどうなってるんだろう」とか考える私たちでした。

 

そんな中、一つ楽しみにしていたイベントがあったので行ってきました。

FOOD NAVI 2016

「速達生」でおなじみ、マルト水谷さん主催の飲食店専門の展示提案会です。名古屋の吹上ホールで5月17日(火)5月18日(水)の2日間行われ、休日は繁盛期の飲食店さんに優しい開催日程です。今回も東京在住のボロンはお預けで、カリ、ソイ、タコの3人での参加です。

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 入場ゲートへ

飲食店関係者は招待され無料ですが、一般の方も3000円で入場できるそうです。今回私たちは、現職の関係で招待状を持っていましたが、「ボロンボローン」の名前で入りたかったので、カリの出来立てホヤホヤの名刺を持って当日受付しました。一人につき2枚の名刺提示で当日でも招待してもらえます。

 

いざ入場。すると、まず特設会場に案内されイベントの映像を鑑賞会。このイベントのためお腹を空かせてきた一行は、(特に私は)多少機嫌が悪く、ソワソワ。また募るワクワク。

 

試飲と試食づくし

さあ、やっと会場へ!そこには、食べ飲み放題の世界!!まずはビールだ!速達生のブースへ。カウンターに案内され速達生のPR、説明を受けます。そして早速ソイはプレモル、タコはスーパードライをオーダー。あいにくカリはこの後仕事だそうでハンドルキーパーのステッカーを貼られています。

まずは一口、、、う、うまい!きめ細やかな泡!クリーミー!!ごめんよ、カリ。

空きっ腹に朝からガンガン、アルコールを流し込む二人。案の定すぐフラフラしてきて、まともに説明聞けていませんでしたが、どうやらジョッキ洗浄とビールの継ぎ方が大事だそうです。また、工場からできたて2日以内の店舗への配送の徹底。こだわりから生まれる旨さですね。また、お店と深く関わったサポートをしてくれるそうで今後の参考にと資料を貰い、さっそく名刺交換。お店でこんなおいしいビールが提供できたら大きな宣伝になるなあ。

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また、キリン、アサヒ、サントリー、サッポロ、などなどの有名な飲料メーカーも勢揃いで様々なお酒からソフトドリンクまで試飲できました。ビールはがっつりグラスで出してもらえるし、Barでお洒落なカクテルも作ってもらえました。飲み比べができて、どのブースも人気で賑わっていました。また、ワイン、日本酒などこだわりのお酒を扱っているメーカーさんの出店も多くて、目移りしてしまいます。そして明らかに顔を真っ赤にして、酔っぱらっているお客さんが多い。私もその1人、あぁ試飲て大変。

 

次に向かったのは、食のブース(マルト水谷オリジナルブース)です。様々なテーマに沿って売上アップのためのメニューやメニュー表作り、などが事例と共に展示されています。もちろん様々なメニューの試食もできました。手軽に提供できる物が中心で、結構参考になりました。個人的には、タイ風ガーリックエビトーストと春巻きが美味しすぎて何度も試食させてもらいました。ごめんなさい。

 

もうこの時点でお腹いっぱい。でもまだまだブースはたくさんあります。

 

 

続きは後半で...

Byタコ

コワーキングスペース

 どうも、ソイでございます。発電機以来のブログ更新ですね。今日初めてコワーキングスペースへ行ってみたので感想など書いてみたいと思います。

コワーキングスペースとは

 そもそも、自分はコーワキングスペースというものを今日まで知りませんでした。Wikipediaによると、コワーキング(Coworking)とは、事務所スペース、会議室、打ち合わせスペースなどを共有しながら独立した仕事を行う共働ワークスタイルを指す。一般的なオフィス環境とは異なり、コワーキングを行う人々は同一の団体には雇われていないことが多い。通常、在宅勤務を行う専門職従事者や起業家、フリーランス、出張が多い職に就く者など、比較的孤立した環境で働くことになる人が興味を持つことが多い。
コワーキングは独立して働きつつも価値観を共有する参加者同士のグループ内で社交や懇親が図れる働き方であり[3]、コスト削減や利便性といったメリットだけではなく、才能ある他の分野の人たちと刺激し合い、仕事上での相乗効果が期待できるという面も持つ。

コワーキング - Wikipedia

 だそうです。なるほど、一人で働いている人が、自宅でも十分だけど、交流や集中力維持のために利用するおしゃれ図書館といったとこでしょうか。(え?ちがう?)自分の第一印象はそんな感じでした。

 Coworking Space A +LIVE

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  自分が訪れたのは、名古屋市中区錦にあるコワーキングスペースアライブです。 ビルの2階にあるのですが、外から窓際に木枠の本棚があり小物や本が並んでいるのが見えます。利用者の外国の方も見えました。入る前からおしゃれ感をびんびん感じますね。写真の通り内装もカフェのような雰囲気で、うっすら作業の邪魔にならない程度におしゃれ音楽も流れています。ドリンクフード持ち込みありですが、中央にカウンターがあり、コーヒーも飲めるようでした。(バリスタが置いてあったので多分のめる)

 小規模のセミナーや教室の利用にもつかえるようで、近くの席では、4人でデザインについての会議をしていました。また、別の席では、日本の方が外国の方に話しかていたり、集中してパソコンに向かっていたり、居眠りしていたり、、、カフェとはまた違った交流が行われているように感じました。

 コワーキングスペースやるのはどうだろう

 こういったスペース、自分たちで提供できるんじゃないだろうか?我々が始めようとしているライブハウスは、ビルの地下なので、2階以降は使われておらず、スペースを提供するにはうってつけ。しかも駅近なので立地も申し分ないはず。カフェと違い飲食を提供するわけでもないので、スタッフを新たに雇うまでもなく、自分たちだけでできそう。うーん可能性が広がりまくりますな。

森、道、市場の話

こんにちは。カリです。

ライブハウス&カフェバーを始めるにあたって、GW前に建築業者に見積もりを依頼したのですが、まだ見積もりができないとのことで、今のところ小休止といったところでしょうか。

先日、ライブハウス&カフェバー「ボロン・ボ・ローン」の名刺を作りました。まだ実体のない状態ですので、仮ではありますが、とりあえず100枚の名刺をゲットしたので、手当たり次第配りたいと思います!

 

今回は先日、愛知県蒲郡市で行われた「森、道、市場 2016」のイベントに参加してまいりましたので、そのお話を少し。

 

森、道、市場とは?

 東海地方で開催されるイベントで、今年で6回目の開催だそうです。簡単に言えば野外音楽フェスなのですが、全国から素敵なモノやおいしいごはんが300店以上集まる市場でもあるのです。

 なお今年のコンセプトは「空間」だそうで、

 ”空”気感と”間”合いを意味します。その土地が持つ魅力や時代の変化といった五感で感じることのできる空気感、人と人、人と自然、人と食、人と作品、人と音楽など、それぞれの関係性(間)に気持ちの良い距離感や心の変化が生まれてくることを大切にしています。(森、道、市場 2016のサイトより抜粋)

 なるほど、海から吹く気持ちのいい潮風と、柔らかい砂浜の感触と、じりじりと焼けそうな日差しと、手作りのハンバーガーと、はしゃぐ子どもたちと、はしゃぐオジサンと、キンキンのビールと、思わず首をカクカクさせてしまう音楽と、、、まさに五感で感じる、心地の良い「空間」でした。(コンセプトを知ったのは帰ってきてからなんですけどね笑)

 僕たちは友達5人で行きました(うち2人はタコとソイ。ボロンは東京で留守番です)。なおデイキャンプ場を予約し、1日だけ参加しました。

 

準備編

 チケットとデイキャンプサイトの予約は、キャンプ大好き朝青龍ことタコが人数分用意してくれ、僕たちはただホイホイとついて行きました。

 先述したように会場にはたくさんの食べ物屋さんがあるのですが、せっかくデイキャンプを借りたので、何か作りたいということになり、僕たちは手作りハンバーガーをすることにしました。そのため、前日に某大型ショッピングセンターで買い出しをし、ハンバーガーに入れたら美味しそうなものをゲットしました。

 スライスチーズ、ハム、レタス、トマト、唐揚げ、フランクフルト、ピクルス、マスタード、焼き豚、ハンバーグ、タルタルソース(手作り)、パン、と十分過ぎるくらい買い込みました(そして当然余りました)。なお買い出し時の僕たちは仕事終わりということもあり、各々空腹状態で、少し暴走していたのかもしれません。ちなみにタコはお腹が減ると亀田興毅みたいになってしまうのです。

 買い出しが一通り終えてからあることに気づきます。土嚢袋を買っていないと。土嚢袋(どのうぶくろ)?一体何のことやらと思われるでしょう。袋に砂を詰め込んで、重りにするためのあれです。なぜ必要なのか、実はキャンプサイトでタープやテントが風に飛ばされないように、重しに土嚢袋を用意しなければいけないのです。僕たちの予約したデイキャンプサイトは浜辺で、「ペグの長さが40センチ以上ないといけない」等、他にも条件が書いてありました。

 何と言っても大型ショッピングセンター、土嚢袋の一つや二つ置いてあるだろうと高を括って専門店を探しましたが、見当たらない。「近くにホームセンターがあるけど20時に閉まるよ」とソイ。時刻は19時50分を指している。いやいやいや、天下の大型ショッピングセンターですよ、土嚢袋くらい朝飯前でしょうに。僕は近くの店員さんをつかまえて、土嚢袋の売り場を聞くと、「ドノウブクロ?」と眉間にシワを寄せます。その瞬間走り出すソイ。

 店員さんは「少々お待ちください」と探しに行ってくれましたが、5分後やはり置いてないということでした。そしてその5分後にソイからLINEが入り「ゲット」と。ソイ、ナイス判断!&ナイスラン!

 

デイキャンプ場まで

 前日に買った食材と、タープや椅子やテーブル、ランタン、クーラーボックスを詰め込んで朝7時に集合です。朝7時なのにテンションが高めの一行です。僕たちは11時過ぎから始まるYogee New Wavesを聴きたかったので、十分間に合うのですが、渋滞するのを見越し、余裕を持って出発です(普通は岐阜から蒲郡まで1時間半くらいです)。

 出発して間もなく、仲間の一人が腹が減った、朝飯を食わせろと騒ぎ立てます。サービスエリアによって、ついでにお手洗いを済ませ、氷も調達します。

 高速を降りると案の定渋滞してました。余裕を持って正解です。しかし渋滞もそれほどの距離もなく、なんだかんだで9時半くらいに到着しました。

 到着してからも、入場口に行列ができていて、うへーという感じでしたが、スタッフの方が、空いてる方を案内してくれます。入場口は3つあり、中央はすごい行列。並ぶのも人混みも嫌いな面々は、すぐさま案内された方に歩いていくと、2、3分も歩いたところに、別の入場口があり、スーッと中に通されます。まさに急がば回れ

 

 中に入るとオシャレな食べ物屋さんや、雑貨屋さんがずらーっと並んでいて、テンションが上がります。とりあえず指定されているキャンプサイトに向かうと、すでにセッティングの準備を始めたアーティストの演奏が聴こえてきて、止まらないワクワク感。

 宿泊のキャンプサイトは芝生になっていて、すでにたくさんのテントが設置してあります。前日の金曜日から前夜祭が行われていたので、そこから泊まっている人たちも居たんでしょう。僕たちのデイキャンプ場は海辺の砂浜で、その中でも一番端っこだったので、行くまでに少し苦労しましたが、人通りが少ないので落ち着けました。

 

 早速タープの設置に取り掛かります。そこそこ風が吹いていたので、もろに風を受けないようにした方がいいです(先週のキャンプで、テントの支柱を強風によりやられていたので)。タープを設置して、お待ちかね、土嚢袋の登場です。しかし周りを見ると、土嚢袋ではなくスーパーのビニール袋で対応していたり、土嚢袋を置いていないところもチラホラ。土嚢袋じゃなくても良かっ、、、と言いかけましたが、ソイが必死で手に入れた土嚢袋、無駄にするわけにはいかん!たとえ砂を入れるためのスコップを忘れ、爪の中に砂が詰まろうとも、20袋もある重い土嚢袋に腰をやられようとも、諦めるわけにはいかない。そんな想いで立ち上がります。

 袋詰めを行っていると、海辺で遊んでいる子供達が砂遊びをしていました。仲間の一人(保育士さん)が子どもたちに話しかけ、砂遊びのおもちゃのスコップを貸してもらいました。しかも手伝ってくれて、大変助かりました。その子達は三重から友達家族と一緒に来ていたそうで、元気いっぱいです。「どこにテント張ってるの?」と軽い気持ちで聞くと、「案内したろか?」と無邪気に僕たちを連れて行ってくれます。ご両親に「手伝ってもらっちゃいました、ありがとうございました」と軽く挨拶し、笑顔で応えてもらいました。こういう関わりもキャンプ場ならではですね。日常場面で「ボクたち、どこに住んでるの?」に対し「案内したろか?」にはならないですから。

 

 タープも完成して、土嚢袋も置いて、一仕事終え、ビールで乾杯です。最高です。キャンプサイトから見えるところにステージがあり、Yogee New Wavesのセッティングの音楽も聴こえてきて、とても心地がいいです。ハンバーガーもお好みで作って、ワイワイと楽しみました。

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 天気も非常によく、夏日。タープや日よけがないと、しんどいくらいでした。日よけの準備をしてない方もいて、大変そうでした。それから好みの問題ですが、砂浜なので、砂が飛んできたり、体に砂がつくのが煩わしいという人は、椅子やテーブルを持って行くのをお勧めします。 

 

 落ち着いたところで、各々好きなアーティストを見に行ったり、お店を見に行ったり、タープの中でまったり過ごしたり、自由行動です。

 

ステージ、アーティスト

 ステージは全部で4つあり、メインの芝生ステージ、次に大きい砂浜ステージ(僕たちのキャンプサイトから見えるステージ)、お店の中の方にあるシシマイステージ、LIVERARYステージがあります。シシマイステージとLIVERARYステージは僕は見に行きませんでしたが、キャラの濃いアーティストがたくさん出演していました。

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  僕はYogee New Waves、天才バンド、ペトロールズキセルスチャダラパーを見てきましたが、恥ずかしながら、ちゃんと聴いたことのあるアーティストは一組もおらず。逆に言うと新しい発見と感動を味わいました。そういうところも複数のアーティストが出演する音楽フェスの良さですね。

 うまく言えませんが、Yogee New Wavesはオシャレだったし、天才バンドは楽しそうに演奏するし(個人的にはこんなバンドをやりたいと思える感じ)、ペトロールズはカッコいいし上手い!(当たり前ですが)、キセルは雰囲気があってその場にピッタリという感じだったし、スチャダラパーは盛り上がってたし(みんな踊ってた)、どれも良かったなー。

 それぞれのアーティストのMCで、みんな口を揃えて「気持ちいい」って言ってました。よく晴れていて、海から来る風が心地よくて、本当に気持ち良かった。こんなステージで演奏できたら本当に気持ちいいんだろうなぁと思いました。

 

 演奏を終わったYogee New Wavesのメンバーが海辺までプラプラ散歩していて、子どもと戯れてました。出演者も楽しめるフェスっていいですよね。

 

お店、市場

 お店もまたオシャレなところばかりでした。工夫を凝らしたごはんや、自然食のやつとか、ピザ釜で焼いたピザとか、野菜の水分だけで作るカレーとか、木の手作り雑貨とか、手作りのアクセサリーとか、古本屋さんとか、タイトなジーンズとか、ねじこむとか、、

 暗くなるとオシャレなライトを使ったり、アートな模型みたいなのがあったり、BARがあったり、宿泊者のテントもいちいちオシャレさを追求したものもあって、お客さんも出展者も主催者側もみんなで一緒になって、その場の雰囲気が作られているんだなぁと感じました。これもまさにコンセプト通り!

 

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終わりに

 暗くなると案の定、寒くなりました。僕は割と平気でしたが、みんな寒がっていて、「暖かいスープが沁みる」と言っていました。来年参加する方、上着は必須です。

 海辺にうち寄せられる波は、昼間は赤潮で泡と混ざってピンク色になります。夜は赤潮の原因になる夜光虫(プランクトン)が大量にいるため、水際を足で踏むと青白く光ります。とても幻想的ですので、プランクトンが沢山いる夜の海に行く人はやってみてください。

 

 日焼けと疲れで、眠さがピークに達していましたが、21時頃にキャンプサイトを後にしました。メインステージは20時には終了して、それと同時に帰るお客さんが多かったので、21時過ぎまで残っていた僕たちは渋滞もすることなくスムーズに帰れました。余裕がある人は、まったりしてから帰るのも良いですね。

 帰りの車は懐メロをひたすら流して、「初めて買ったCD」や「学生時代ハマった曲」や「思い出の曲」の話をしながら帰りました。

 いやー楽しかった。また行きたいです。

 

五月病と不登校のお話

こんにちは。カリです。

GWが終わってしまいました...

仕事、始まりました。切り替えていきまっしょい!と思うのですが、少し長期連休の気分を引きずってたりして...

五月病というやつでしょうか。

 

五月病について

 五月病(ごがつびょう)とは、新人社員、新入生、社会人などに見られる、新しい環境に適応できないことに起因する精神的な症状の総称<Wikipediaより>

だそうですよ。だいたい5月のGW明け頃に起こることが多いことから、この名称になっているみたいです。

 新年度を迎えて、新しい環境にうまく馴染めず、体調不良など身体や心に現れてくる状態でしょうか。はたまた一見うまく馴染んでいた様でも、実は張り詰めた状態で、それが長期連休で緩んでしまい、また体制を整えるのが難しくなってしまうのでしょうか。いずれにせよ、自分の生活する社会(職場や学校)での馴染めなさ、みたいなものがしんどくなる原因なのかな。

 

不登校のお話

 僕は仕事柄、不登校気味の子どもと接する機会があるのですが、長期連休明けにずるずると休むという子はやっぱり少なくないです。なぜ長期連休明けに多いのか、それは先述した、張り詰めていた状態からの緩みというところもあるだろうし、他にも原因はあると思いますが、たぶんネットで調べればすぐ出てくると思うので、省きます。

 

 今日は不登校の話を少し。

 不登校になる原因はいろいろです。大きく分ければ、1,本人(精神的な不調、発達障害等々)2,学校(イジメ、友人関係等々)3,家庭家族(虐待、家族不仲等々)の3つが原因にあげられると思います。それもそれぞれ独立しておらず、複雑に絡み合っていることが多いです。なので、不登校の原因となってるのはこれだから、ここを直せば解決!みたいなものは、なかなかないんですよね(あれば不登校なんていなくなるわけですし)。

 

 どうすれば不登校を解決できるのか?

 難しい問題です。難しいですねー。でもここで書くことは、解決方法について考えよう!というお話でもないのです。そういう話もきっと、ネットで調べたり、なんたら知恵袋に出てくると思うので。

 

 不登校気味というか、学校行きたくねーっていう子は結構いるんですよね。何で行きたくないの?って聞くと「友達いないもん」とか「楽しくない」とか「勉強嫌い」とかとかとか、だいたいそんな感じの答えが返ってくるんですよ。まったくどうしようもないなと思いそうですが、自分も勉強嫌いだったし、クラスに友達いないと苦痛だったなぁとか考えると、そらそうだわなーと、「学校行きたくねー」ってなるよなーと思ってしまうわけです。

 その子たちが特別グレてるようにも思わないし、コミュニケーション能力がないというわけではないっていう子も結構いるんです。むしろ健康的に見えてくることもあるくらい。その逆で、一見馴染んでそうな子の方が、潜在的にそれこそ五月病になりうる子だっているんじゃないかと思うときもあるのです。だって、多くの子が、一緒にご飯を食べる相手を探すことにすら必死なんですもの。

 どこかに属していないと不安になるっていう人が弱いというより、そういう状況・雰囲気がどこにでも存在しうるのかなと思うのです。はみ出したら終わりみたいな。それでは少し、しんどいですよね。しんどいのが当たり前、むしろしんどいと思える子の方が健康なんじゃ...?あれ?何を解決するんだっけ?と、こうなってしまうこともあるんです。

 

ぼくの好きな先生

 いきなりですけど、RCサクセションの「ぼくの好きな先生」という歌はご存知ですか?忌野清志郎さんが作詞された曲で、古い曲なんですけど、僕にとっては歌詞の内容的になんとなく懐かしさというか、温かさというか、そんなものを感じる曲なんです。

 歌詞に出てくる先生は、美術の先生で、たばこと絵の具のにおいのするおじさん。職員室が嫌いで、いつも部屋(美術室?)に一人でいる。曲中の主人公の「ぼく」(忌野清志郎さん?)は、劣等生で、遅刻が多いと歌っています。そんな「ぼく」を口数も少なくしかる先生。

 僕はこういう先生が一人でも学校にいたら、もう少し学校も面白くなるんじゃないかなぁと考えたりします。今だったら、たばこを吸うことも人目を気にしてしまうし、まして校舎内で吸うことなんてありえない!ってなりそう。でもそういう先生がいてもいいと思うんですよ。職員室が嫌いな先生がいてもいいと思うんですよ。

 学校の中に逃げ場があったら、救われる生徒はいる。少なくとも「ぼく」は救われた生徒の一人だと思います。

 ちっとも先生らしくない先生。いいじゃないですか。こんなに息苦しい世の中なんですから、ふっと力抜けられるとこが欲しいですね。

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 話がまとまっていませんが、「学校に行きたくねー」「行かない!」って言ってる人でも学校で馴染んでる風の人でも、もしかしたら抱えているストレスに大差がないかもしれないということ。その生き苦しさの原因は、その人自身によるものだけではなく、社会そのものの雰囲気にもあるんじゃないかということ。そして、たばこと絵の具のにおいがする先生がいてもいいんじゃないかということ。そういうことです。

 

ライブハウス&カフェ・バー 経営会議

こんにちは。カリです。

GWも残すところ2日...あっという間に過ぎてしまいました。

東京に行ったり、バンドの練習合宿をしたり、コンサートに行ったり、キャンプしたり、充実した毎日でした。

キャンプではしゃぎ過ぎたおかげで、毛虫に3箇所も刺され、両足がパンパンに腫れあがっている今日この頃です。

 

 

 今回はGWを利用して、東京在住のボロンが岐阜に帰省したので、一度メンバー全員で顔を合わせ、今後についての会議を開きました。

 事前に宿題という形で、簡単な事業計画みたいなもの(ライブハウス&カフェバーを経営する上での目的・意義、既存のライブハウス&カフェバーの課題やそれについての対策、経営方針等)を各々考えてきて、アイデアを出し合いました。

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ライブハウス&カフェバー 経営会議 〜議事録風〜

場所:カリの自宅兼事務所

「とりあえず、みんなが考えてきたライブハウス&カフェバーをやる上での目的意識みたいなのを言っていこうか」(カリ:以下カ)

「オッケー」(一同)

「まず俺が考えてきた、ライブハウスをやる上での目的は、個人的なことになるけど、前提に自分たちが音楽を楽しみたいっていうのがある。つまり、バンド活動として練習できるっていうところがあるな」(カ)

「同意」(ボロン:以下ボ、ソイ:以下ソ)

「その上で、発表できる場を作ること、とにかく音楽に関わっていけるようにしたい。ライフワークにしたい。それから、もう一点は地域活性化につながるような場所にしたい。人が集まれるような感じで。廃れゆく岐阜の活性化につながるような」(カ)

「若者のエネルギー的なね。地域活性にもつながるけど、イベントとかに参加したり出店したりしたいな。それで結果的に音楽文化の活性にも貢献できるといい」(ソ)

「いいねぇ。出店して、収入も得れるし、宣伝にもつながる」(タコ:以下タ)

「楽しそう!ボロンはどんな目的・意義?」(カ)

「俺は、新しいエンターテイメントとして何かしたい。俺らが高校生の時って、カラオケとかボーリングとかくらいしかやることなかったやん?岐阜の、なんか日常的な娯楽の幅に不満というか、そういうのがあったから。既存のライブハウスでは日常感ないけど、やりようでもっと日常的な娯楽に変わりうるんじゃないかな?」(ボ)

「確かに。何か楽しいことが欲しい。もっと楽しいことができるんじゃないか感あるな」(ソ)

「そうだね、イベント出店もそうだけど、ライブハウスっていうのをもっと身近なものにしたり、やれることいろいろしたいね」(カ)

「タコは?目的、カフェバーとしてでも良いし」(ソ)

「私はねー、だいたいみんな言ってるのと同じだけど、なんかみんなの得意分野が活かせることがしたい。もともとお店を出すっていうのもやってみたかったし」(タ)

「なるほど。俺も単純に経営してみたいっていうのもあるな」(ソ)

「どういうこと?」(ボ)

「経営っていう経験がしたいってことかな」(ソ)

「なるほどね。他は?」(ボ)

「うーん」(一同)

「ってことは、ここまでのを見る限り、みんなの中で例えば収入を得て、それで食べていくとか、仕事としてやってくっていうのは、なさそうやな」(ボ)

「そうやね」(一同)

「でも最低限の収入は欲しくない?経営を回すにあたって、ずっと赤字は続けられないし、プラスマイナス0になるくらいの。それは目的になるのかな?」(カ)

「それは第一目的にはならなさそうやな。収益を期待するわけじゃないし。でも一応書いておくか」(ボ)

 

ライブハウス・カフェ&バーを経営する上での目的・意義 まとめ

・バンド活動の拠点、ライフワークとしての音楽

・地域活性に貢献

・音楽文化に貢献

・新しい娯楽の創出、ライブハウスの可能性を広げる

・経験、やりがい

 

既存のライブハウスの課題・原因

「じゃあ次は既存のライブハウスの問題点について行ってみよう」(カ)

「ネットとかで言われてるのは、出演料に関することが多いね。多くのライブハウスはノルマ制をとってて、出演者の負担の大きさが問題になってるね」(カ)

「どんな負担?」(ボ)

「まず、金銭的な負担。チケットを売るのが大変。人気や知名度がないバンドは知り合いを通じて売らなきゃいけないし、売れ残ればその分は自腹になるからね。チケットが売れなきゃ、必然的に集客も減るわけで」(カ)

「そうなると出演者も減るわな。毎回自腹だと、少なくとも恒常的に出るのもしんどいしね、特に学生とか。金は命より重い」(ソ)

「ざわざわ」(ボ)

「あと、毎回知人にチケットを買ってもらうのは気がひけるしなぁ。そうなると単純に出演料を取らない、もしくは安くするのが一番簡単だけど、それでいいのか?」(カ)

「出演者の質とかどうなるんだ?誰でも出演できたら、ヘタクソでも出れるってなるよな?俺が客なら、上手いバンドが見たいぞ。上手いバンドが出てれば、来てよかったってなるし」(ソ)

「確かに。なら、イベントみたいなのをやって、日によって出演者の幅を調整するとかは?例えば、この日は初心者限定とか、中年バンド限定とか、学生、女性、みたいに。それによってチケットの料金を変えたり」(カ)

「料金変えるだけじゃなく、ライブ以外でも目玉を作るとか。飲食とかで」(タ)

「圧倒的ひらめき!他のエンターテイメントを目玉にするとか。例えばアーケードゲームとか取り入れる」(ボ)

「いいねー!まさに悪魔的発想」(ソ)

「おい、波動拳ちゃうねん!」(カ)

「待てよ?お客さん目線の課題点と、出演者目線の課題点で分けた方がいいな。えっと、じゃあまず出演者でいこう。さっきのノルマ制の問題と集客に関してだな」(ボ)

「集客に関しては、ライブハウス側も手伝う。具体的にはSNSを使ったり、さっきのイベントっていうのもそうだね。あとは地域のイベントに出て、こっちから情報発信する」(カ)

「それだな。あと出演者目線で、単純にバンドを組んでない、仲間がいなくて出れないっていうのもあるぞ」(ボ)

「それあるわー」(ソ)

「こっちが主体になってバンドメンバーをマッチングさせたり、ボロンボがサポートで入ってあげるのもいいんじゃね?」(カ)

「いいな。じゃあお客さん目線での問題点は?」(ボ)

「単純にライブハウスの雰囲気がなんか、暗い?入りづらい」(ソ)

「確かに。ふらっと一人で寄れないよね。居心地悪いところもあるし。立ってるのしんどいし。明るくしよう。オシャレにしよう!」(タ)

「確かに。座る席確保しよう」(ボ)

「あと単純にチケットやっぱ高くね?」(カ)

「高い」(一同)

「知り合いとかのよしみで買うけど、まぁそんなに楽しくないし、聴けるってわけでもなかったら、他のバンドも聴きたいと思わないしね」(カ)

「金は命より重い...」(ソ)

「ざわざわ」(ボ)

「やっぱり飲食で目玉になるようなのがあるといいよな。あの店のあのメニューうまくね?みたいな」(ソ)

「飲み物も充実させたい。ライブハウスの飲み物って、とりあえず感がすごいもんね」(タ)

「一応飲食店として経営してるから、ワンドリンク出しますよっていう程度だもんね」(カ)

「おっけ、そういうところで他のライブハウスと差別化していきたいね」(ボ)

 

既存のライブハウスの課題・原因

・ノルマ制の問題

 金銭面の負担、集客の負担が大きく、出演者が少ない。恒常的に出演できない。

・バンドを組んでいない・出演するきっかけがない

・チケットが高い

・雰囲気が悪い・居心地悪い

・飲食の質が悪い                 

等々

 

 

 その後も会議は深夜まで続き、いろんなアイデアや作戦が出てきましたが、それはマル秘事項ということで。

 話しているだけでやってみたいという気持ちが膨れ上がっていきました。うまくいくかどうかは別として、イメージを持つことは大事かなと。そして意見が出やすいような雰囲気作りが重要。

 

 あとはお金の問題です。見積もり早くできないかなー。